専攻医

基幹プログラム

飯塚病院 外科 専門研修プログラム(研修期間:原則3年間)

本人の希望や進路、経験に応じて3年以上の研修にすることも可能です。

※ 日本外科学会によるプログラムの一次審査を通過しました。
今後、日本専門医機構による2次審査に伴い一部変更となる場合がございます。

1. 研修概要

 飯塚病院は41万人の福岡県筑豊地区の中核病院であり、豊富で多彩な外科系症例が集まることから、これまでも外科専門医やサブスペシャルティ領域専門医の修練施設としての非常に大きな役割を果たしてきました。また、筑豊地域では唯一、3次救命救急センターを併設しており、救急疾患においても大変勉強になる経験を積むことができます。

 当プログラムは主に飯塚病院で研修を行い、6つの連携施設のうちいずれか1つ以上の施設でも研修を行うものです(本人希望を優先します)。飯塚病院研修は、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科での研修が中心です(修練の進度やご本人の進路に応じて他科へのローテーションも検討します)。基本的には病棟での術前術後管理と、1例でも多くの手術に参加し手術手技を修得してもらいます:専攻医1年次の前半は、助手としての技術や結紮・縫合などの基本的手技を徹底的にマスターし、後半からは低難易度手術の術者、以後、徐々に中難易度、高難易度の手術を段階的に経験(症例によっては執刀)します。

 また、年間約420例(内訳:外科約300例、呼吸器外科約10例、心臓血管外科約90例、小児外科約25例)の緊急手術症例を含む多くの外科系救急患者の診療を行っていますので、救急疾患への診療技術も体得できます。

手術件数九州内順位

胃がん      3位
大腸がん     1位
食道がん     8位
 胸部大動脈瘤治療 19位
 乳がん      13位
参照:読売新聞『病院の実力2020』

肺がん      4位
肝胆膵がん    5位
参照:週間朝日MOOK
『手術数で分かるいい病院2020』

当プログラム研修施設群内での按分後の症例数(2018年)

分  野 症例数
1 消化管および腹部内臓 1,010例
2 乳腺 86例
3 呼吸器 221例
4 心臓・大血管 188例
5 末梢血管(頭蓋内血管を除く) 124例
6 頭頸部・体表・内分泌外科(皮膚,軟部組織,顔面,唾液腺,甲状腺,上皮小体,性腺,副腎など) 141例
7 小児外科 137例
8 上記1~7の各分野における内視鏡手術(腹腔鏡・胸腔鏡を含む) 807例
9 外科領域 (上記1~7) 合計 1,907例
10 外科専攻医の経験症例とはならないNCD登録症例 35例
11 外科領域 (上記9および10) 合計 1,942例

2. 研修施設群

施設区分 施設名 所在地
基幹施設 飯塚病院 福岡県飯塚市
連携施設 九州大学病院 福岡県福岡市
田川市立病院 福岡県田川市
うえの病院 福岡県糟屋郡
産業医科大学病院 福岡県北九州市
総合南東北病院 福島県郡山市

※ 連携施設研修は選択必須で1ヶ所以上の施設での研修となります。

3. 募集定員:5名(予定)

2022年度採用の一次募集は8月31日で終了いたしました。二次募集については要相談ください。

4. スタッフ

プログラム統括責任者:内田 孝之
飯塚病院 外科:11名(うち2名は専攻医)
飯塚病院 呼吸器外科:4名
飯塚病院 心臓血管外科:5名(うち2名は専攻医)
飯塚病院 小児外科:2名

5. 研修スケジュール例

▼例1:将来 消化器外科 を目指す方

▼例2:将来 呼吸器外科 を目指す方

▼例3:将来 心臓血管外科 を目指す方

注)外科専門医取得のための症例経験が、心臓血管外科専門医取得のための経験としても認められるようになれば、本人の希望に応じて、より多く心臓血管外科症例の経験を積むための配慮をした研修スケジュールを作成していきます。

▼例4:将来 小児外科 を目指す方

▼例5:将来 乳腺外科 を目指す方

▼例6:将来「産婦人科専門医」をベースとして 女性骨盤外科 を目指す方
基本的には、産婦人科専門研修プログラムに入ります。4年計画です。

注)専門医資格としては「産婦人科専門医」の取得が目標になります。ダブルボードは困難なので、「産婦人科専門医」をベースに乳腺外科、大腸外科、泌尿器科の診療・手術スキルを身につけることにより、女性に特化した医師を目指せます。

▼例7:将来 Acute Care Surgeon を目指す方

注)まずは、「外科専門医」を取得した上で、その後、救急専門医プログラムに入り、「救急専門医」を取得することが可能となります。ただし、合計5年以上の研修期間が必要となります。

【 飯塚病院研修 】
外科系各科(外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科)での研修をはじめ、救急部、集中治療部、麻酔科など、外科専門医取得のための症例を経験して頂きます。加えて、個人のスキルアップのため、本人の希望があれば消化器内科や呼吸器内科など院内各診療科へのローテーションも考慮します。また、将来目指すサブスペシャリティ領域も見据えて統括責任者と年度ごとに相談の上、研修配分を決めることができます。