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消化管・内視鏡外科

部長 古賀 聡
TEL 0948-29-8137(外科外来直通)

診療科の特徴

 食道がん、胃がん、大腸がんの治療を中心として診療にあたっております。外科治療はもちろんのこと抗癌剤や放射線治療を含めた集学的治療も行っております。特に、内視鏡手術(腹腔鏡や胸腔鏡を用いた手術)を積極的に取り入れ、開腹手術の技術も応用しながら、よりよい手術の提供ができるように工夫しています。2022年6月より手術支援装置(ロボット)による胃癌手術を開始しました。さらなる技術の向上につながっており、期待できる手技が増えました。
  一方、抗癌剤治療にも積極的に取り組んでおります。当科は、当院で最も治療例数が多い科のひとつです。抗癌剤による予後延長は明らかに示されており、手術を含めた集学的治療の効果も期待できます。抗癌剤の発展とともに、よりよい治療を提供したいと思います。
 また、救急疾患での手術においても、内視鏡手術の技術を取り入れながら、なるべく低侵襲な手術を心がけています。
 今後も最新かつ安全な治療を提供し続けられるよう、内視鏡手術や開腹手術、抗がん剤治療、集学的治療などのレベルアップとスキルの底上げを進めていきたいと思います。

消化管・内視鏡外科News&Topics

 2023年度よりロボット支援下内視鏡手術を行える医師が増えました。同手術が増加してくることが予想されます。
 また、抗がん剤では免疫チェックポイント阻害剤という新たな抗癌剤が増え、その適応や使用方法も次々と開発されております。今後の抗がん剤治療の発展をさらに注目していきたいと思います。

診療実績