初期研修医

指導医からのメッセージ

総合診療科 小田 浩之

総合診療科 小田 浩之
研修管理委員会 副委員長
総合診療科 小田 浩之
[平成8年卒]

 私自身、初期研修および後期研修を飯塚病院で過ごした研修医OBです。現在は初期研修医のみなさんの年間プログラム作りをはじめ、研修中のサポートと指導に携わっています。

 2011年春、長年プライマリ・ケア医の育成に力を入れてきた米国大学メディカルセンターの指導医監修のもと、診療科ごとに作成した先進の初期研修カリキュラム運用がスタート。これに準じ、指導医による評価表を使ったフィードバック体制の改良をはじめ、教育体制においては各後期研修プログラムでもより一層の強化を図っています。

 継続的に質の高い医療を提供していくため には、指導医に余裕が必要ですし、そのためには研修医の成長が期待されます。指導医の仕事を奪うぐらいの気概で研修に参加し、指導医からのより具体的なフィードバックがもらえるよう頑張ってほしいと思っています。(もちろん、上記システムで、通常のフィードバックはもらえます)。

 初期研修部会では、研修の場が研修医・指導医の声を基にお互いの力を十分に発揮していける場となるように適切な改善を行っています。

 今後とも、飯塚病院の研修で自ら経験し、感じたことを活かしながら、皆さんの成長をどんどん後押ししていきたいと思います。