TEL 0948-22-3800(内線:5208/5213)
診療科の特徴
当科は筑豊地域の基幹病院として、整形外科医10人で日夜診療にあたっており、救急外傷にも変性疾患にも対処しています。2022年の年間手術件数は1,009件でした。
当院には救急救命センターが設けられているため、救急外傷の重症例が多く搬送されますが、関係各科と協力して対処しております。
高齢者の大腿骨近位部骨折に対しては早期手術に努めており、骨接合に関しては0.63日で手術を行っています。これは全国的にもトップレベルです。早期手術を行うことで、合併症を少なくし早期に術後リハビリテーションを行う事が可能となります。
変性疾患では特に股関節・膝関節に対する手術を積極的に行っており、人工関節置換術、関節温存術、鏡視下手術などを行っています。人工関節手術においては、設置精度を向上させ、手術成績の向上に努めています。また、従来から行ってきた膝関節の関節温存術に加え、股関節領域でも関節温存術を積極的に行っております。
今後超高齢化社会の到来に向けて高齢者が如何に自立して生活できる社会にするかが問題です。骨折を契機に持病が悪化する場合もあるため、総合病院としての利点を生かし各科と連携して安全に手術を行えるよう心がけます。
当院では2021年3月末日まで、手の外科専門医の牛島貴宏医師が常勤として診療を行っておりましたが異動となりました。
今後の手の外科へのご紹介につきましては、一旦当院整形外科外来医にご紹介頂くシステムに変更させて頂きたいと存じます。必要時に非常勤として診療を行っております牛島医師と共に対応させていただきます。
今後とも飯塚病院整形外科をよろしくお願いいたします。
整形外科News&Topics
- 整形外科では2023年度に人事の異動がありました。ローテーション枠の白﨑圭伍、古谷武大、松本洋太に代わり、北拓海、駒井傑、中野暖基が加わりました。
- 股関節外科、膝関節外科、手外科などの専門性の高い治療を行っていく予定です。
- 総合せき損センターとの協力により、週1回の脊椎外来を行っております。