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統括部長 辻岡 寛
TEL 0948-22-3800(代表)  
 

新型コロナウイルス感染症流行拡大に伴う、里帰り分娩の対応について

 里帰り分娩の受け入れを再開致します。その際、以下の点に留意し受診をお願い致します。
 ①福岡県外から里帰り分娩希望の方:
 ②福岡県内のコロナウイルス感染症流行地域から里帰り分娩希望の方:
 前医での最後の妊婦健診受診後、ただちに里帰りを行い、2週間の自宅待機儀後、
 発熱や咳などの呼吸器症状の出現がないことを確認してご来院ください。

  受診時期
   ・34週までに受診してください。
   ただし低置胎盤や帝王切開予定の方は32週までに受診をお願いします。

  持参物
   ・前医の紹介状
   ・今までの検査結果のコピー全て
   ・母子手帳
   ・補助券(当院での記入が必要か、市町村に確認をお願いします。)

  受診当日の流れ
    ・飯塚病院ホームページ【外来受診について】の【初診の方】をご確認頂き、受診をお願い致します。    
                                 2020年7月13日 飯塚病院 産科外来

診療科の特徴

 産婦人科は、妊娠分娩を対象とする周産期領域、婦人科腫瘍(良性、悪性)を対象とする婦人科腫瘍領域、不妊症や内分泌異常を対象とする不妊内分泌領域の3つの領域に分かれていて、常勤スタッフ11名で、一般外来、分娩及び手術を中心に、救急外来、ハイリスク母体搬送受入れ、緊急手術に24時間体制で対応しています。病床数 60床、年間分娩数 約400例、年間手術症例 約800例と、県内の大学病院に匹敵する症例数を誇っています。また、日本産科婦人科学会、日本婦人科腫瘍学会、日本周産期・新生児医学会、日本産科婦人科内視鏡学会の各学会より専門医・認定医の修練施設としての認定を受けており、名実ともに筑豊地域の基幹病院としての役割を担っています。
 周産期領域においては、福岡県総合周産期母子医療センターに指定され、ハイリスク妊娠の管理、胎児異常の診断、流早産治療などに積極的に取り組み、専門外来としてのハイリスク妊婦超音波外来にて、先天異常スクリーニングや胎児評価、循環動態の評価を行っています。また、帝王切開時や異常分娩時には新生児専門医の立ち会いのもと新生児管理を行っています。
 婦人科腫瘍領域では、子宮筋腫や良性卵巣嚢腫などの良性腫瘍には子宮鏡や腹腔鏡を用いた低侵襲手術を積極的に取り入れ、子宮頚癌、子宮体癌、卵巣癌などの悪性腫瘍に対しては手術療法、抗癌化学療法、放射線療法などを組み合わせた集学的治療を行い良好な治療成績が得られています。
 不妊内分泌領域では、不妊症一般検査や腹腔鏡検査のもとに午後の専門外来にて不妊治療を行い、子宮内膜症や習慣流産の治療にも取り組んでいます。

専門外来

【ハイリスク妊婦超音波外来】

 通常の妊婦健診においては多忙なため短時間の超音波検査の時間しか取れず、専門外来としてのハイリスク妊婦超音波外来にて、先天異常スクリーニングや胎児評価、循環動態の評価を行っています。

【不妊外来】 隔週金曜日午後

 当院では、不妊原因に応じた正確な診断、適切な治療を心がけています。基礎体温測定、子宮卵管造影、ホルモン測定、超音波検査、精液検査などの基本的な検査を行い、不妊原因を調べます。女性側の原因として、排卵障害の方にはホルモン療法(クロミフェン療法、HMG‐HCG療法など)や、漢方療法を行います。超音波検査で子宮の内腔に異常が認められ(粘膜下筋腫、ポリープなど)着床の障害と考えられる場合には、子宮鏡で検査・治療を行います。また、子宮卵管造影で卵管の通過障害を疑う場合、子宮内膜症の場合には腹腔鏡を行い卵管周囲の癒着の剥離や、一般不妊治療で妊娠可能かどうかの判断を行います。

診療実績

外来担当医師