医学研究推進本部 > 部長よりご挨拶
飯塚病院では2007年9月に医学研究推進本部が開設されました。設立の目的は当院の全職員に対し、自主的な臨床研究の啓蒙と支援を行う事により、当院の臨床研究活動を活発化させ、その臨床研究成果を社会に還元し医療界の進歩に貢献することです。
構成は研究部員7名(医師3名、看護師1名、薬剤師1名、臨床検査技師1名、事務員1名)、事務局員1名からなり、以下の様な業務を行っています。
これらの臨床研究支援を通じて、病院の全職員がそれぞれ担当している専門分野で臨床研究活動に自主的に参加しやすくなる様活動しております。当部では当院の全部署が研究活動を通じて、それぞれの分野での世界の優れた施設の診療実績や臨床研究を調査することにより、第一線病院である当院の長所と短所を認識し、独自の視点から工夫(新しいデバイスや診療方法を考案)や新知見を見つけ出し、当院ひいては医療界全体の医療水準を高めていくことを目指しています。また当部門は院外の社会に開かれた組織でなければならないと考えています。現在株式会社の中での組織的位置としては飯塚病院の一部門であり独立はしていませんが、機能的には病院からは独立した研究部とし存在しております。
当院は今までコンスタントに世界の一流医学雑誌に当院の臨床研究論文を発表し続けてきた十分な研究実績があるだけでなく、医療機器メーカーと共同でいくつかの新しい医療機器の開発と商品化をした実績もあります。当院の全部門はもとより全世界の医療従事者、大学等研究機関、製薬会社、医療機器メーカーなど、“グローバルに人々の健康増進をはかる”といった共通の目標を持った医療関連の様々な職種の方々に、是非当院の医学研究推進本部を大いに利用していただくと共にご支援くださいます様宜しくお願いいたします。
2010.10.12 医学研究推進本部
部長 赤星 和也