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部長 西 淳一郎
TEL 0948-29-8036(外来直通)

診療科の特徴

 筑豊地域を代表する急性期病院として、質の高い高度医療を提供することが当科の使命と考えています。循環器専門医研修施設、心血管インターベンション学会研修施設、不整脈専門医研修施設として、医師として臨床の研鑽を積むのにも適した施設です。重症患者に対して当院で治療を完結出来る体制作りを行っています。

冠動脈疾患
高度石灰化や慢性閉塞病変、多枝疾患など難治性病変に対する冠動脈形成術、重症下肢虚血患者に対する末梢血管形成術など技術的に高度な血管インターベンションを高い成功率で施行しています (2023年: PCI 449例/年、 EVT 78例/年)。
不整脈疾患
心房細動、その他全ての頻脈性不整脈のカテーテルアブレーションの件数が増加し、心不全診療の幅が拡がっています(2020年:ABL 254例/年)。徐脈性不整脈に対する永久ペースメーカー植え込み(PM)、致死性不整脈に対する植え込み型除細動器(ICD)、心不全に対する両心室再同期療法なども心臓血管外科との協力により安全に施行しています(2023年:PM 新規 109例、ICD 新規 12例、CRTP/D 新規 6例/14例/年)。
心不全
あらゆる心疾患の終末像である心不全の制御は最も重要です。心不全の病態改善のために、冠動脈疾患や不整脈に対する侵襲的治療のレベル向上に取り組んでいます。また筑豊地域は高齢の心不全患者が多く、再入院予防のため、心不全の患者教育に力を入れ、退院後も外来での心臓リハビリテーションも併用し、心事故予防に努めています。

 重症患者に対する貴重な治療経験を糧に、多岐にわたる循環器疾患を適切に診ることが出来る医師を育てることが目標です。2024年度も患者個々への治療最適化、良質な医療提供を目指していきます。

循環器内科News&Topics

  • 溝上医師が異動により退職し、2024年4月に石丸医師、冨士本医師がそれぞれ着任およびスタッフ加入し、引き続き循環器診療を行っています。
  • コロナ禍において2020年度に循環器病センターレターを発刊し、当センター(循環器内科・心臓血管外科・各コ・メディカル職種)におけるニュース・TOPICSの定期的な配信を開始しました。2024年度も引き続き配信していきます。
  • 2021年1月に心アミロイドーシス治療薬タファミジス処方認定施設を取得しました。筑豊地域唯一の施設であり、筑豊地域の心アミロイドーシス診療を中心的に行います。
  • 循環器WEB UP TO DATEと題し、循環器内科および心臓外科のガイドラインやTOPICSに関連するWEB講演を2021年より配信開始しました。毎月1回、筑豊地域の連携病院様に対して配信し病態理解を共有しています。
  • 人口の高齢化・医療の進歩による長寿命化により、増加する高齢者心不全に対して地域全体で対応するシステム作りを進めます。再入院減少、在院日数短縮に向けて、多職種からなる心不全チームを充実させ、地域連携を推進します。心不全ケア科、連携医療・緩和ケア科と連携し心不全の地域包括的な診療への取り組みを行っています。

診療実績

外来担当医師