診療科の特徴
PET・核医学センターは地域がん診療連携拠点病院としてのPET-CTの導入を主な目的に開設され、2013年2月からPET-CTを稼働させています。PET-CTは、がんの診断に大変有用な先端機器であり、腫瘍の良悪性鑑別、がんの病期診断、治療効果の判定、転移・再発の診断、原発不明がんの原発巣検索などさまざまながん診療の場で盛んに利用されています。保険は早期胃がんを除くあらゆる悪性腫瘍に適応される他、虚血性心疾患、心サルコイドーシス、大型血管炎、てんかんも保険適応となっています。また、検診においてもがんの早期発見に威力を発揮します。がん検診については予防医学
センターで「がんPET検診」が行われています。是非多くの方に利用していただきたいと思っています。
当センターはPET-CTの他にSPECT装置2台(内 1台はSPECT/CT装置)を備え、心筋、脳血流、骨、ガリウムなどの従来の核医学検査も並行して行っています。
PET・核医学センターではPET-CTを含むさまざまな核医学検査が可能な体制となっており、筑豊地域及びその周辺の医療機関からも多くの患者さんのご紹介をいただいています。筑豊地域の核医学の総合センターとしてこれからも更に地域医療に貢献してきたいと考えています。
PET-CT関連書類
2022年1月より、患者様のご都合により急遽検査をキャンセルした場合の高額な薬剤の損失を防ぐため、
PET-CT検査の受診方法を変更させて頂きます。
<予約申し込み方法>
- ①画像診療科外来の受診日を電話でご予約頂きます。
- ②画像診療科外来の受診日にPET―CT検査の日時を決めます。
- ③当院画像診療科医師にて検査説明を行い、同意書を取得します。
- ④検査日に来院して頂き、検査室へご案内します。
ご依頼の医療機関の皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解ならびにご協力の程をよろしくお願いいたします。