中央検査部 > ご利用の皆様へ > 心電図検査

私たちの心臓は、常に収縮拡張を繰り返しています。このリズミカルな動きのことを拍動といい、心臓はこの拍動によって全身に血液を循環させるポンプの働きをしています。
ベッドに仰臥位に寝て安静にしてもらい、両手首・両足首の4ヶ所(四肢誘導)、胸に6ヶ所(胸部誘導)の電極を装着して心電図を記録します。必要に応じて、胸部誘導を追加して記録することもあります。記録時間は10秒程度のため、不整脈診断には不十分なことが多く、追加で3分間記録することもあります。
一定強度の運動を一定時間負荷する単一段階法です。凸型の2階段を定められた標準昇降回数・速さ・時間で昇降します。運動負荷後前後の心電図や血圧の変化、自覚や他覚症状の有無を比較評価します。評価昇降回数は、性別、年齢、体重で決定されます。
ベルトコンベア状の検査装置の上を歩いて、心電図や血圧の変化、自覚や他覚症状の有無をモニタリングしながら比較評価します。循環器医師の立ち会いのもと検査を実施します。ベルトコンベア状の速度と傾斜によって運動量を設定でき、運動目標心拍数が、患者に対する運動強度のよい指標となります。