セル看護推進研究会

セル看護推進研究会

第2回セル看護推進研究会を終えて

セル看護推進研究会 会長 須藤 久美子

9月26日にオンラインによる第2回セル看護推進研究会を開催いたしました。
400名の参加者にご参集いただき、盛会に終了しましたことに心より御礼申し上げます。

コロナ禍で研究会の中止も視野に入れながら検討し、飯塚病院の強みである情報システム室の方々の力添えもいただきオンライン開催とし、ライブとオンデマンド開催を決定しました。
オンラインの中でどのように「現場のリアル」を表現できるかを思案し「動画」を入れてみました。
事前にリハーサルをして臨んだのですが、ライブ・オンデマンド両方で音声が出ない・聞き取りにくいなど一部配信を中止するというトラブルが発生しました。
みなさまには多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫びいたします。

今回は、参加資格を設けさせていただきました。
セル看護提供方式®を導入している、または、今年度内に導入予定の病院に限らせていただきました。
この意図は、セル看護提供方式®を広報していく中で「総論大賛成!各論ムリ!」の現状があり、この「ムリ!」の打開策を参加者の皆様方と共有したいという強い想いからでした。

そこで、ライブのテーマも「180度ガラッと変わりました!!リーダー役割」と「患者も私もHappy~補完を活用したタイムリーな看護実践と人材教育~」に絞り、この2点でディスカッションしました。
質問者の「顔が見えない」という状況で活発にディスカッションできたのではないかと自負しています。
また、多くの質問もいただきました。
参加者の皆様のご協力に深く感謝いたします。

参加者の皆様方にお答えいただきました、「導入に向けて困難に感じている事項」につきましては、私どもが想定していました①リーダー役割②補完(師長役割)以外にも*患者受け持ち均等割り*タイムスケジュールおよびマニュアル遵守による業務遂行にも困難感を抱いておられることもわかりました。
研究会としても貴重なご意見をいただいたと思っています。
今後の活動の参考にさせていただきたいと思いますし、貴施設のセル看護導入の支援を研究会としても試行していきたいと考えています。

セル看護導入に向けて、何かありましたら研究会にお問い合わせいただければ幸いです。

最後に
変革の時代の流れの中、誰かにお願いするのではなく、自らが看護の将来の姿を描き、「Change」するために、今が「chance」であり、「challenge」の時です。さらに一歩踏み出しましょう。

セル看護推進研究会へのお問い合わせ
E-mail:aihkango@aih-net.com