セル看護推進研究会とは

会長挨拶

須藤久美子
Kumiko Sudou

 セル看護提供方式®は、限りある資源の中で組織的に医療や看護を提供していくためのツールとして開発しました。構想3年かけて2013年に飯塚病院の全病棟にセル看護提供方式®を導入しました。
「大変さをやりがいに」を念頭に時間外削減や離職低減の効果を発揮しました。飯塚病院で成果が見られた事から、このやり方を全国の病院へ発信したくなりました。まだ開発してあまり時間も経過していない時だからこそ、全国の皆さんとディスカッションの場を持ち、さらなる患者さんの価値の創造へとつながるようにと、2019年にセル看護推進研究会を立ち上げました。
 医療を取り巻く環境は厳しさを増してきています。自らを限りある資源と捉えて、やりがいを持って働く事が、患者さんの価値の創造につながっていくのだと思っています。
 現象を悔やまずに「看護の力」を信じて一途に前を向いていきましょう。セル看護提供方式®は、そんな私達看護職の強い見方になってくれるはずです。
 この研究会を通して「患者の価値の最大化」に向けて全国の看護職の方々とつながっていけたら素晴らしいと思っています。

セル看護推進研究会とは

2019年4月、飯塚病院内にセル看護推進研究会を立ち上げました。
これは、「セル看護」に関する研究活動の発表や広報、セミナーの開催などを通じて
セル看護提供方式®の全国普及・定着を目指すものです。
年に1回の総会のほか、定期的に運営委員会を開催しながら、全国の研究会参加病院を継続支援いたします。