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9月1日は防災の日です

最近、地震や豪雨、台風や津波。天災はいつ、どこで起こるか分かりません。備えは万全でしょうか。大規模な災害が発生して、ライフラインが途絶、道路が寸断されて食料の供給が滞る・・・。この様な事態に命をつなぐ糧となる非常食の準備はできていますか?

緊急時に備えて、まずはここから食料品の備蓄をはじめましょう

  • 水 : 飲料水として1人1日1リットル必要です。調理等に使用する水を含めると3リットル
      程度あれば安心です。
  • 米 : 2kgあると水と熱源があれば27食分になります。(1食=0.5合=75g)レトルトご飯や
      アルファ米も便利です。
  • 缶詰 : 調理不要でそのまま食べられるものを選ぶと便利です。缶切り不要のものを選ぶの
       もポイントです。
  • カセットコンロ : 熱源は、食品を温めたり簡単な調理に必要です。ボンベと鍋を
            忘れずに。
非常食

普段使いの食料品を買い置きしましょう

普段使いの食料品等の「買い置き」も有効な備蓄方法の一つです。通常購入している保存性の良い食料品を少し多めに「買い置き」しましょう。他には、レトルト食品のカレーやカップ麺、充填豆腐、ロングライフ牛乳、ふりかけ、缶詰の果物等もあるとよいです。
また、不足の事態が発生した場合には、不便な生活を強いられることから、例えば、塩類の補充・殺菌作用や疲労回復の効果が期待できる「梅干し」や、精神的ストレスを和らげ、エネルギー補給効果もあるチョコレート・ビスケットといった「おやつ」などを、適宜、備えておくとよいでしょう。
※高齢者、乳幼児、慢性疾患の方、介護を要する方、食物アレルギーがある方へ配慮した食料品は別途準備しましょう。

最低でも3日分、できれば1週間分程度を確保しましょう。

参考文献:農林水産省ホームページ
文責:渡邉 美穂

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