部長あいさつ
呼吸器外科 部長あいさつ
こんにちは。この度は私たちのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。呼吸器外科部長の安田 学と申します。
私が呼吸器外科医として働き出した1990年代当時の呼吸器外科は拡大手術全盛の時代でした。手術操作のため創部はなるべく大きく拡げ、可能な限り病変を切除するのが基本でした。その後2000年代からは低侵襲手術の時代へと変遷していきました。手術アプローチは創部を拡げる(開胸)手術から内視鏡(胸腔鏡)手術へ、切除範囲は肺葉切除から区域切除へと変化していき、今や高齢者でも術後1週間程度で歩いて退院できる時代となりました。
当院ではさらに低侵襲手術をすすめており、2018年10月より小型肺病変に対しハイブリッド手術室でコーンビームCT撮影併用内視鏡手術を始め、さらに2022年1月からはロボット支援内視鏡手術を開始しており、常に時代の低侵襲化を意識した手術に取り組んでいます。また九州内トップクラスである手術症例数の経験を生かし、他科と連携した拡大手術や周術期治療を行うことで、多様な疾患に対応しています。
今後は手術を中心とした臨床研究や臨床試験にも積極的に取り組んでいくことで新規治療の機会が筑豊地域に増えるように、また患者さんが安心して地元で治療を完結できるように尽力していきたいと考えます。
呼吸器内科 部長あいさつ
こんにちは。
呼吸器内科部長(兼呼吸器センター長)の飛野 和則と申します。
私は若いころに飯塚病院で研修を受け、たくさんの大切な事を患者さんやそのご家族から教えていただきました。呼吸器内科医が社会に果たすべき役割とは何でしょうか?
その後、東京・埼玉・大阪などで経験を積み、皆さんから受けたご恩を少しでもお返しできるよう、2011年に飯塚病院に戻ってまいりました。
それから少しずつ、素晴らしいメンバーとともに自分たちなりに出来ることを精一杯行ってきたつもりです。
ただ、まだ十分だとは思っておりません。
常にもっと素晴らしい医療を提供できるよう、日々努力してまいります。
これからも変わらぬご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
呼吸器腫瘍外科 部長あいさつ
こんにちは、呼吸器腫瘍外科部長の近石 泰弘と申します。
飯塚病院呼吸器腫瘍外科は呼吸器外科と一体となり診療にあたっています。治療にあたる胸部疾患の半数以上が肺悪性腫瘍疾患であります。肺悪性腫瘍は年々増加傾向にあり、今後もその必要性が増してくるものと思われます。
また、最近では分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤と言われる新規の治療薬が続々と承認されており、肺がんの治療成績は確実に向上しています。
肺がんは手術でしか治らない、といった一昔前とは違い、手術、薬物治療、放射線治療を組み合わせながら治療を行う時代になりました。
当院も呼吸器外科、呼吸器内科、呼吸器腫瘍内科、放射線治療科などと手を携えながら、肺がんの治療にあたっていきたいと思います。
また、肺がん治療の情報は巷にあふれており、時には悩み、混乱されることもあるかと思います。皆様の不安や悩みに寄り添いながら丁寧な説明を心がけ、ともに治療方針を選択していきたいと考えております。治療方針に関して、疑問に感じることがあれば遠慮なくご相談ください。
どうぞよろしくお願いします。