2022年7月1日~3日にパシフィコ横浜にて「第67回 日本透析医学会学術集会・総会」が開催され、臨床工学部からは平川技師が「医師からのタスクシフト」という演題で発表しました。
本学会のテーマは「透析医療のSDGsを求めて」とされ、医師からは透析に関する症例報告、臨床工学技士からは血液浄化業務への取組みなど多岐にわたり発表されていました。
特に最近新しく始まった包括的高度慢性快虚血に対する血液浄化療法(吸着型血液浄化器※1)については医師、技師ともに治療の重要性やその効果について発表後の議論も絶えず、有意義な学会となりました。今回学んだ事を活かし、さらにより良い治療が提供できるよう取組んでいきたいと思います。
※1:吸着型血液浄化器:LDL及びフィブリノーゲンの吸着による血液レオロジーの改善により、閉塞性動脈硬化症患者の末梢血液循環の改善を導き難治性潰瘍を治療することを目的に使用します。
文責 上村愛未