飯塚病院 臨床工学部

臨床工学部 > 各部門での業務内容 > 中央材料室

手術室

概要

 当院では院内全体の洗浄・消毒・滅菌業務を中央化しており、外来・病棟・手術室で使用した医療器材や鋼製小物を回収し、中央材料室にて洗浄・組立・包装・滅菌・供給・保管を行っています。無菌性の滅菌器材を安定して供給することで感染防止に貢献しています。 近年医療機器の高度化にともない2016年10月より臨床工学技士が1名(2018年現在)常駐し医療機器の保守管理を行っています。

業務内容

  • 洗浄機器の保守管理
    手術室や各病棟などで使用された大部分の器材は予備洗浄の後にウォッシャー・ディスインフェクターで洗浄されます。臨床工学技士はこれらの洗浄機器の保守管理を行っています。
  • 手術機器の点検・組立て
    洗浄が終わった手術器械の点検・組立てを行います。
    手術器械に汚れや不具合がないかチェックをします。
  • 滅菌装置の保守管理
    当院では、高圧蒸気滅菌、酸化エチレンガス滅菌、過酸化水素ガス低温プラズマ滅菌の3種類の滅菌方法を採用しており、それぞれの医療機器に適した滅菌を行っています。また、これらの滅菌装置に関しても保守管理を行っています。
  • 高圧蒸気滅菌装置

  • 酸化エチレンガス滅菌装置

  • 過酸化水素ガス
    プラズマ滅菌装置

 中央材料室において臨床工学技士は、多数の医療機器を保守管理及びトラブルに迅速に対応することで安心・安全な医療に貢献しています。

このページの一番上へ