2019年11月24日に佐賀市文化会館で第52回九州人工透析研究会総会が開催され、「当院における医師から臨床工学技士(CE)へのタスクシフト」の演題発表をさせて頂きました。
内容としては当院病棟透析室にて、緊急時ブラッドアクセス留置用カテーテルからの採血・送脱血確認を医師から臨床工学技士にタスクシフトしたためその旨を報告しました。現在WHOは医療行為のタスクシフティングを提唱しており、日本の厚生労働省も医師の働き方改革を提唱し、コメディカルによる医療行為の拡大が必要とされている状況です。
発表後、他施設の看護師・臨床工学技士より今回の当院の発表を機に、自身の施設でも医師からのタスクシフトを検討・導入していきたいとの意見も聞かれるなど、様々な医療スタッフの方々とも意見交換が出来、非常に有意義な研究会となりました。今後も引き続き医師から臨床工学技士へのタスク可能な医療行為に関して、シフトを行っていきたいと思います。
文責 藤元哲也