トピックス｜飯塚病院臨床工学部

第64回日本透析医学会学術集会に参加して

　2019年6月28日（金）～6月30日（日）にかけて、第64回日本透析医学会学術集会が横浜市にて開催されました。当院の臨床工学部からは、4名が参加しました。
　今年の学会テーマは、「腎代替療法（Renal Replacement Therapy）は未来をめざす」でした。世界に通用する用語として、広い概念である腎代替療法（Renal Replacement Therapy）の認知度向上と定着をめざして定められたテーマであり、他職種が集結して知識と技量の向上・維持をするための貴重な場となりました。
　学術集会のプログラムの内容も豊富で、主要講演を始め、一般演題とポスター発表がそれぞれ1000・1800を超える多くの発表がされていました。新しく取り入れた知識と技量を透析関連部署にフィートバックし、医療の質向上に努めたいと思います。
　さらに今回、透析中運動療法というセッションの場で、「維持血液透析患者における透析中運動療法開始前栄養マーカーと運動療法の効果」という題目で発表させて頂きました。このような場で、疫学的研究をさせて頂いたのは、患者様を始め、当院透析センターや透析関連部署の協力があっての事でした。改めて感謝致します。

文責　池田勝哉