トピックス｜飯塚病院臨床工学部

第43回日本体外循環技術医学会大会に参加して

　2017年10月8・9日に北海道札幌市で開催された、第43回日本体外循環技術医学会大会へ当院の臨床工学部から2名が座長として参加しました。
　大会のテーマは「次世代につなぐ体外循環－Handing on Knowledge and Technique-」とされ、経験・知識が豊富な指導者、管理者から次世代へ継承していくということを目的とした大会でした。演題数は、一般演題、ポスター、シンポジウム等を含めると約70演題あり、どの演題も興味深いものばかりでした。特に、近年治療が増加傾向にあるTAVI（経カテーテル大動脈弁置換術）やMICS（低侵襲心臓手術）についての演題が多く、活発な討論が行われていました。また、医師による『心臓手術の変遷』や『次世代の重症心不全治療』などの教育・特別講演もあり、今後の治療動向についての貴重な情報も得ることができました。
　今回の学会に参加して得られた知識を他のスタッフにも共有し、今後の業務に活かしていきたいと思います。

文責　諸正知之