1年間、カナダでの留学生活を経験し飯塚病院へ帰ってきました。出発する時はとても長いと思っていた1年間、本当にやっていけるのかと心配でしたが、気づけば帰国の日を迎え、今ではあっという間の1年間だったと感じています。
今まで英語や外国に興味のなかった私ですが、留学しようと考えたきっかけはEFA(English For All)だったと思います。私が飯塚病院で働き始めて6年経ち、何か新しいことにチャレンジしてみたいという気持ちがあるものの、何をするか悩んでいた時に、EFAで英語に触れ合い、外国人ボランティアの方たちと触れ合うことで、私の中で「もっと英語が話せたらいろいろ楽しいだろうな」と思うようになり、次第に海外に惹かれていきました。そこで、「海外で色々経験して自分の中の引き出しを増やしたい」、「英語を話せるようになりたい」と思うようになり、今回の留学を決意しました。今では本当に行ってよかったと思っています。
前回の近況報告の時にも書きましたが、この留学では本当にいろいろな経験をすることができました。あの近況報告後は、カナダのジャパニーズ・レストランで働きながら英語を勉強していました。学校ではあまり使わない、よりネイティブな英語環境で四苦八苦しながらも楽しく過ごすことが出来ました。また、最後の帰国前数週間からは、カナダのカルガリー、キャンモア、バンフ…などアルバータ州を転々とし、バンクーバーやトロントとはまた違う壮大な自然に触れてから帰国しました。このような貴重な体験をさせてくれた、飯塚病院の休職の制度にはとても感謝しています。カナダで出会った他の留学生は、日本での会社を退職している人がほとんどで、皆口を揃えて「こんないい制度がある会社・施設は他にないよ!聞いたことがない!」と言っていました。私もそう思います。
皆さんも、少しでも留学に興味がある方がいるのなら、ぜひぜひチャレンジしてみて下さい。
文責 平川 琢也