飯塚病院 臨床工学部

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トピックス

EUS-FNA支援臨床工学技士院内認定を取得して

 平成29年3月31日、EUS-FNA支援臨床工学技士の資格を取得しました。この資格は飯塚病院独自の資格であり超音波内視鏡検査の際の検査精度の向上を目的として作られました。
 EUS-FNA(Endoscopic UltraSound-guided Fine Needle Aspiration:超音波内視鏡下穿刺吸引法)とは、超音波内視鏡を用いて食道や胃、十二指腸などの消化管から病変部に穿刺し、これまで採取が困難であった膵臓や心臓周辺の縦隔から組織を採取する検査です。多くの病院では、医師が2名で行う検査ですが、当院では医師とこの資格を持った臨床工学技士で検査を行っており、穿刺時の内視鏡の保持や超音波画像の調整・操作を行っています。
 胆膵系の超音波内視鏡検査においては医師とともに画像診断を行い、医師と同じ目線で画像を見ることで各観察部位に応じた超音波画像の微調整をリアルタイムで行い、質の高い検査を提供できるよう日々精進しています。

 文責 佐藤 謙太


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