九州大学病院主催の「第2回九大VAD症例検討カンファレンス」に参加いたしました。当日は、100名を超える多職種のVAD関係者が一堂に会し、活発な意見交換と症例検討が行われました。
今回は新たな試みとして、グループディスカッションが取り入れられ、各職種の立場から症例に基づいた治療方針や退院支援の調整について意見を交わすことができました。知識のみならず、実際の経験を共有しながら、対面での交流を通じて理解を深める貴重な機会となりました。本カンファレンスで得られた学びを、今後の業務やチーム体制の構築に活かしていきたいと思います。
※補助人工心臓 (Ventricular Assist Device : VAD) は、重症心不全患者の心臓の働きを補助する人工臓器です。体内に植え込まれる植込型VADと、体外に設置される体外設置型VADがあります。
文責 S・S