2024年9月14日(土)~15日(日)佐世保市アルカスSASEBOにて「臨床工学技士の業務範囲追加に伴う厚生労働大臣指定による研修」が開催されました。
臨床工学技士として、今回の告示研修に参加し、非常に貴重な学びを得ることができました。研修では、実技の説明を受けた後、2人1組にて他の研修者とさまざまな分野の実技研修を行うことにより、臨床工学技士としての役割が多岐にわたることを再認識しました。
透析業務をメインとして業務に携わっている観点から「動脈表在化の穿刺・抜針」の研修は興味を引くものがありました。模擬血管にて穿刺・止血の実技研修を行いました。この実技は臨床ですぐに発揮でき、自身のスキル向上に繋がりました。また、鏡視下手術のカメラ保持・操作研修では、カメラ保持・操作の難しさを痛感しました。
今回の研修で学んだ事を活かし、医師からのタスクシフトをより推進できるよう、引き続き励んでいきたいと思います。
※「臨床工学技士の業務範囲追加に伴う厚生労働大臣指定による研修」とは医師の働き方改革の推進に係る議論を踏まえ、法律改正により臨床工学技士の新たな業務範囲として追加された項目を指します。
文責 D・Y