2024年6月22日(土)~23日(日)に第31回福岡県臨床工学会が九州大学医学部 百年講堂で開催されました。
本学会は「リ・クリエーション」臨床工学技士の価値を再創造するというテーマのもと、会場には多くの学生や医療関係者が集まり、血液浄化療法や手術業務のタスクシフト、透析の離島応援、インドネシアへの血液透析技術支援事業など、幅広くとても興味深い演題が発表されていました。
その中で、私は「手術支援ロボット導入における中央材料室での臨床工学技士の関わり方」という内容で発表し、臨床工学技士が手術支援ロボットdaVinciの滅菌関連物品の運用や管理をしていくなかで、工夫した点や課題を踏まえながら、導入から現在までの現状報告を伝える事ができました。
今後、手術支援ロボットdaVinciを使用する診療科や症例数が増加傾向にあるため、より安全性・効率性・経済性を重視した運用に関わっていきたいと思います。
文責 Y・H