飯塚病院 臨床工学部

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在籍スタッフの声

イノベーション推進本部 工房・知財管理室

入職年月:2011年4月

担当業務:
イノベーション推進本部 工房・知財管理室
内視鏡センター・高気圧酸素治療室

出身校:九州保健福祉大学

取得資格:呼吸療法認定士、
     高気圧酸素治療装置操作技師

所属学会:日本臨床工学技士会


Q 飯塚病院に就職した理由
 一つの分野にとらわれず幅広い業務経験を積みたいと考え、総合病院を志望しました。なかでも、臨床工学技士が多くの診療領域・業務に関わっている飯塚病院を選びました。
 また、臨床工学部が他職種の下部組織ではなく、独立した「部」として組織されていることも、決め手の一つでした。

Q 現在の業務について
 私は臨床工学部とイノベーション推進本部 工房・知財管理室に所属し、臨床業務と医療機器開発支援などの役割を担っています。臨床面では、内視鏡センターや高気圧酸素治療室で、医療機器の保守・点検や検査・治療の介助など、医療現場に直接関わる業務に従事しています。イノベーション推進本部の業務では、医療機器開発支援として大きく次のような業務を行っています。

  • ニーズの収集と、真のニーズを把握するためのヒアリング
  • ニーズを満たす既存製品がないかの市場調査
  • 試作品の作成
  • 大学や企業と連携した共同開発

Q やりがいを感じること
 現場のニーズをヒアリングし、課題の解決や医療の安全・質の向上につながるものが形になっていく過程にやりがいを感じます。
 これまでに、イノベーション推進本部 工房・知財管理室では次のような開発や改善に取り組んできました。

  • 採血支援システム:患者さんの血管の難易度とスタッフの技術をマッチングさせ、採血の成功率を上げるシステムを開発
  • 臍圧迫材:生児の臍ヘルニア(でべそ)を治療補助するための専用圧迫材を、企業と共同開発
  • 救急カート標準化トレー:どの病棟でも同じ並びで薬剤・器具をすぐ見つけられるようトレーの設計を行い地元の企業で製作

 機器の操作や保守管理だけでなく、医療機器の安全性(クラス分類など)を判断しながら「開発や改良」の視点を持てることは、臨床工学技士ならではの強みであり、その視点が患者さんの利益につながると実感できたときに手応えを感じます。

Q 今後の展望
 現場を知る強みを活かし、医療機器の開発支援により深く貢献できるよう取り組んでいきます。あわせて、参加した3次元設計(CAD)の講習で得た知識をもとに、試作品の設計・作成を通じて機器開発に携わりたいと考えています。さらに、当室は開発だけでなく知的財産も扱う部門であるため、その専門知識を高めるべく知的財産管理技能検定の取得も目標にしています。
 また、医療機器展示会や関連学会・研究会へ積極的に参加し、得られた最新動向を院内のイノベーション活動に還元していきたいと考えています。

Q 入職希望者へメッセージ
 飯塚病院臨床工学部は、関わることのできる業務が多く、臨床の幅広い経験を積める環境が整っています。そのうえで、イノベーション推進本部 工房・知財管理室には現役の臨床工学技士が在籍し、現場を知るからこそできる「機器開発・改善」に携わることができます。当室への配属は臨床経験を積んでからとなりますが、病院内で医工連携を体感しながら働ける施設は多くありません。展示会や学会、職務に関連する院外研修などに業務として参加し、成長できる機会が豊富にあることも魅力の一つです。海外との交流も多くいろいろなチャンスがあります。ご興味を持っていただけたら、ぜひ一度見学にお越しください。

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