初期研修医

先輩の声

藤村 遼

藤村 遼医師
藤村 遼(2021年入社)

研修生活を振り返ると、入職した頃は右も左もわからず、知識もなく医師としての適切な態度や患者さんとの接し⽅も⾝に付いていないような状態でしたが、飯塚病院は教育的な上級医の先⽣が多く、そんな私にも丁寧に指導してくださり、ゆっくりではありますが⼀歩ずつ医師として成⻑できているのではないかと感じています。⼀例⼀例の症例を経験しては振り返り、そこから学びや反省点を⾒つけ出し、次回に繋げる姿勢が⾃然と⾝についたと思います。また、飯塚病院は多くの診療科が揃っており、それぞれの診療科の専⾨医とともに、珍しい症例などについて⼀緒に診療に携わることができ、専⾨医の考え⽅に直接触れ学べる機会がたくさんあることは、飯塚病院の⼤きな魅⼒だと思います。私は飯塚病院の教育的な体制に惹かれて⼊職を決めましたが、⼤学6 年⽣の⾃分に「飯塚病院に⼊職してよかった!」と胸を張って伝えたいです。

そして何より、私の中では17 ⼈いる同期の存在が⼼の⽀えでした。仕事で嬉しかったことがあればみんなで喜び、わからないことがあれば⼀緒に悩んだり互いに⾼めあえるとても良い関係であったと思います。休⽇に病院へ⾏った際も医局では必ず数⼈は勉強しており、同期がいるから⾃分も頑張ろうと思えました。仕事で⾏き詰まったときはみんなで⾷事にいってリフレッシュする等、ストレスなく仕事に励むことができたのは彼らのおかげだと思います。

研修も残すところあと少しとなりました。まだ研修医として学びたいことや経験したいことは多くありますが、それ以上に3 年⽬の希望診療科へ進むことへの楽しみに胸を膨らませています。これまで私と関わり、指導してくださったスタッフの⽅にこの場を借りて感謝申し上げたいと思います。研修⽣活を⽀えてくださった皆様、本当にありがとうございました。