なんとかしたい月経痛(生理痛)! その原因と対策まとめ

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  • 2017.04.07
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    まったくない人も?!個人差が大きい月経痛(生理痛)の症状

     女性にとって月経(生理)は切っても切れないものですよね。月経痛(生理痛)がある人にとって、定期的に来るあの1週間はとても憂うつなものです。
     月経痛(生理痛)の症状として多いものは、下腹部痛や腰痛、頭痛です。また、痛み以外の症状としては、だるさや眠気、吐き気などがあります。
     これらの症状はまったく症状がない人もいれば、薬を飲まないと動けず、学校や仕事を休むことになるくらいひどい人も。また、同じ人でも症状が現れるときとそうでないときがあるというのも大きな特徴です。

    ドクターより

    月経痛(生理痛)ってどうして起こるの?

     では、月経痛(生理痛)はどうして起きてしまうのでしょうか。月経痛(生理痛)を引き起こす主な原因としては、ストレスや環境の変化などによって女性ホルモンのバランスが乱れてしまうことにあります。また、20代においてはプロスタグランディンという子宮収縮ホルモンが過剰になりやすいため、プロスタグランディンの過剰分泌で子宮が強く収縮してしまい、月経痛(生理痛)がひどくなることもあります。
     実は子宮内膜症や子宮筋腫など月経痛(生理痛)の原因となる病気にかかっているという場合もありますので、もし月経のたびに月経痛(生理痛)がひどくなるようなときや、性交渉の際の痛み、不正出血など、ほかの症状も伴うようなときには、女性特有の病気にかかっている可能性も考えて、婦人科受診を考えたほうが良いでしょう。

    ドクターより

    月経痛(生理痛)を緩和するには?月経痛(生理痛)への対策

     長い間付き合っていかなければならない月経(生理)ですから、辛い症状はできるだけ緩和して乗り越えていきたいですよね。そこで、今日からでもすぐできる、月経痛(生理痛)緩和の対策をいくつかご紹介します。

    ≪月経痛(生理痛)緩和のための対策≫
    • 入浴で体を温める。足浴だけでも効果が期待できます。
    • ストレッチやウォーキングなど無理のない範囲で運動を行い、全身の循環を促す。
    • 趣味など好きなことを行うことで気分転換を図る。
    • 栄養バランスを考えて食事を摂る。
    • 睡眠時間を十分に取る。

    イメージ,運動

     大切なことは、体をしっかり温めるということです。もし、こうした対策で月経痛(生理痛)が緩和できなかった場合は、月経痛(生理痛)に効果のある鎮痛剤を内服するものいいでしょう。鎮痛剤は痛くなってからでは効果が出にくいので、痛くなりそうになったら早めに内服することをお勧めします。薬を使っても痛みがあまり変わらない場合には、婦人科を受診することをお勧めします。

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    編集者より
    女性にとって月経痛(生理痛)はあって当たり前のようなもの。そのためついつい我慢してしまいます。月経(生理)中でも気持ち良く過ごすために、原因や対策を学んでおきましょう。

    監修: 飯塚病院 産婦人科

    当科では、妊娠や分娩はもちろん、良性・悪性の婦人科腫瘍、不妊症や内分泌異常を対象とした不妊内分泌領域、すべてに対応しています。また、筑豊地域唯一の総合周産期母子医療センターとして、ハイリスク母体搬送の受入れ、緊急手術や超早産児の診療にも24時間体制で対応しています。年間の分娩数は約600例、手術症例数は約800例と、福岡県内の大学病院に匹敵する症例数を誇っています。

    女性の良性疾患 手術数:九州・沖縄 第10位(249件/年)
    乳がん 手術数:九州・沖縄 第15位(129件/年)
    (手術数でわかる いい病院2017|朝日新聞出版)

     

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