- 2017.04.14
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起きている間、目は常にフル活動しています
私たちは毎日、目から得られる情報に頼って生活しています。周りに存在している物、距離感、動き、明るさ、色など、視覚から得られる情報は数え切れません。情報を得るために、私たちは無意識に目を動かしたりピントを合わせたりして、目を毎日酷使しています。老眼や視力の低下で見えづらさがあるのも、目に負担がかかります。
自覚症状がなくても目のケアは大切です
このように、現代人は毎日の生活の中で知らず知らずのうちに目を酷使しています。目の疲れは目の充血やドライアイだけでなく、頭痛や頭重感、めまいなどの症状を引き起こしてしまいます。ですから、普段から目の疲れが溜まらないようにケアしてあげることが大切です。
では、目の疲れにはどのような対策をすると良いのでしょうか。例えば、蒸しタオルを目に当てて温めるというのはよく聞く方法ですよね。しかし、外からのケアだけでなく食べ物の栄養素の力で体の中からケアするということも大切です。
次に、目に良い栄養素と食べ物についてわかりやすくまとめましたので、ぜひ覚えて毎日の食生活に取り入れてみてください。
目の疲れにいい栄養素や食べ物って何があるの?
目の疲れに効果的な栄養素は、体の疲労回復にも効果的と言われているものばかり。ビタミン類を中心に、ポリフェノールなどをはじめ数多くのものがあります。それらの中からいくつかピックアップしてご紹介します。
- アントシアニン:
ブルーベリー、紫いも、ナスなどに含まれる。網膜へのダメージを防ぎ、血流を改善する。 - βカロチン:
小松菜、人参などの緑黄色野菜に含まれる。
網膜色素の成分の一つでもあり、抗酸化作用で目や目の粘膜の代謝を保つ。 - ビタミンB1:豆類、豚肉、うなぎなどに含まれる。視神経の働きを促進する。
- ビタミンB2:乳製品、レバー、うなぎなどに含まれる。充血や目の疲れを改善する。
- ビタミンB12:
貝類、レバー、青魚などに含まれる。
細胞の増殖を助けるとともに、神経の働きを正常に保つ。 - ビタミンE:
かぼちゃ、アーモンドなどに含まれる。血行を良くして目の疲れを回復しやすくする。 - タウリン:イカ、タコ、貝類などに含まれる。目の疲れを回復しやすくする。