中央放射線部 > ご利用の皆様へ > マンモグラフィ検査
当院のマンモグラフィ検査はすべて女性診療放射線技師が対応しております。
また、乳がん検診と診療(主に外科)において、マンモグラフィ検査を実施しています。
2013年3月に更新した装置(富士フィルムメディカル社製“AMULET”)により、マンモグラフィだけではなく、マンモトーム生検も行うことが出来るようになりました。
乳房のX線撮影のことをいいます。乳房は柔らかい組織でできているため、専用の装置を使って撮影します。乳房を上下・斜め上下方向から板で挟んで、圧迫し、乳房を薄くして写真を撮ります。圧迫するときに、人によっては痛みを伴うことがありますが、痛すぎて我慢できなかったり気分が悪くなったりしたときには、ご遠慮なく技師にお伝えください。
当院では、富士フィルムメディカル社“AMULET”の装置を使用して、マンモトーム生検を行っています。
マンモトーム生検とは、マンモグラフィで写った石灰化(白い粒状のもの)が良性か悪性か識別するために、マンモグラフィで石灰化の位置を確認しながら針を刺し入れ、針の側面にある吸引口で組織を採取する検査のことです。
現在、日本において乳がんの罹患率(一年間で乳がんにかかる人の割合)が非常に高く、年々増加傾向にあります。乳がんによって亡くなる方の数を減少させるには、早期発見をすることが重要となります。早期発見のためには、乳がん検診を受けることが望ましいです。
当院の予防医学センターにおいて、乳がんドック(マンモグラフィ、超音波検査など)を行っております。乳がんドックの対応スタッフはすべて女性です。お申し込み方法や内容などの詳細は、予防医学センターのホームページをご参照ください。
当院では、乳がん検診用に予防医学センターに一台(富士フィルムメディカル社製“AMULET f”)、診療(主に外科)用に一台(富士フィルムメディカル社製“AMULET Innovality”)、合計二台のマンモグラフィ撮影装置があります。
診療(主に外科)用に使用しているマンモグラフィ撮影装置は、2021年5月より使用しています。こちらの装置は、マンモグラフィ撮影だけではなく、マンモトーム生検も行うことが出来ます。