中央放射線部 > ご利用の皆様へ > 一般撮影検査
一般撮影検査とは、X線を身体に照射し、透過したX線を検出して可視化する検査のことです。一般撮影検査のひとつとして、X線画像の撮影があります。これは俗に「レントゲン(注1)」と呼ばれている検査で、迅速かつ簡便に行うことができ、この画像から得られる情報は多く、診断に非常に有益となります。
(注1)「レントゲン」とは、X線を発見したレントゲン博士の名前に由来しています。
当院では、すべてデジタル化されており、FPD(Flat Panel Detector)装置およびCR(Computed Radiology)装置によって、コンピュータを使用してX線画像を形成し、画像処理を行っています。デジタル化により画像の表示時間が早くなったため、撮影時間および患者さんの待ち時間の短縮に大きく貢献しています。また、各部位ごとに適切な濃度に画像処理を施すことができるため、診断能の高い画像を提供しています。
また、当院の経営理念である、「まごころ医療、まごころサービス」を常に意識しながら、患者さんには「待ち時間の短縮」や「あいさつ」を心がけ、撮影・検査内容を分かりやすく説明するようにしています。
X線は身体を透過します。身体を構成する組織の違いによって、X線の透過の度合いに差が生じます。そして、この原理を利用して、写真上に白黒の濃淡がつきます。
(注2)IP・・・IVP:経静脈性腎盂造影検査のこと
撮影する範囲内でX線画像に写りこむ可能性のあるものは、検査前に更衣室で外していただきますので、ご了承ください。
診断に役立つX線画像を撮影するために、技師からの指示(呼吸の合図など)に従っていただきますよう、ご協力をお願いします。