2022年6月、最新型放射線治療装置サイバーナイフS7の運用開始となりました。
第1リニアック室: サイバーナイフS7(米国アキュレイ社製)
サイバーナイフシステムは、高精度のロボットアームの先端に取りつけられた放射線治療装置が体の周りを自由自在に動き、集中的に放射線を腫瘍に投与する定位放射線治療専用の装置です。
付属するX線撮影装置で撮影した画像を利用して、治療中の腫瘍や体の動きを確認し自動で追尾・補正することで、誤差を最小限に抑えることが可能です。
必要な部分へ高線量を集中することができるため、副作用を最小限に抑えられ、かつ治療期間の短縮が可能となり、患者さんへの負担が軽減されます。
最先端の放射線治療装置は、より高いスキルが必要とされますが、放射線治療専門放射線技師・放射線治療品質管理士を中心として精度の高い治療を提供できるよう、今後も放射線治療技術の研鑽に務めて参ります。