小児病棟（北棟5階）は、小児科とNICU（新生児集中治療室）の病棟です。

小児科の患者さんは、新生児から中学生までの成長発達時期の小児です。小児科・小児外科・耳鼻咽喉科・整形外科・脳神経外科など、全ての診療科の小児を対象としています。

入院された小児が早く軽快に自宅に帰られるように、入院が出来るだけ成長発達の阻害にならないように、成長発達を踏まえた小児への関わりを考え、心と身体のケアを行うようにしています。

また、保育士とともにお楽しみ会や季節の行事を取り入れ、入院生活を楽しく過ごせるような工夫も行っています。

当院は、在宅支援や小児虐待防止の拠点病院にもなっており、あらゆる視点から小児をサポートしています。

NICU（新生児集中治療室）の患者さんは、主に早産児や低出生体重児、呼吸障害のある赤ちゃんです。筑豊地域の総合周産期母子医療センターとして、超低出生体重児（1,000g未満の赤ちゃん）も受け入れています。

また、退院後の赤ちゃんのサポートを視野に入れ、面会はご両親だけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんも行うことが出来ます。

出産後に離れてしまった赤ちゃんとお母さんが、不安なく生活できるように入院中から支援し、地域の保健師さんとも連携を取りながらケアしています。