- 2016.09.09
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とっさの判断に迷うこともある、子どもの病気
突然起こる子どもの病気やけが。どう対処してよいのかわからずに慌ててしまったり、夜間や休日であれば救急外来を受診すべきかどうかの判断に迷ってしまいますよね。そんな親の気持ちを解決できる子どもの病気別対処の仕方を、飯塚病院小児科「こんなときどうする?」をもとに紹介します。
Vol.1 では、「発熱」「けいれん」「腹痛」「夏かぜ」
Vol.2 では、「下痢」「嘔吐」「やけど」「誤飲」
vol.3では、「皮膚の異常」「頭を打った時」「インフルエンザ」
についてご紹介します。
- ドクターより
皮膚の異常
子どもの病気には発疹を出すものも多くあります。大抵はかかりつけ医の開院時間を待って受診をすれば問題ありません。
- 息が苦しい、全身が赤い、ぐったりしているといったアナフィラキシーを起こした場合
アナフィラキシーは急性のアレルギー反応で、のどの粘膜が腫れあがり呼吸が止まる可能性もあります。すぐに救急車を呼ぶようにしてください。
○子どもの皮膚の異常への詳しい対処法
→「こんなときどうする?子どもの皮膚の異常への対処」
頭を打った時
頭を打った後、すぐに泣き出すようであれば、まず問題はないでしょう。1~2時間ほど自宅で安静にして、状態が変化しないかを見守るとよいです。
- ボーッとしてしばらく意識がなかった
- 顔色が悪い
- 何回も吐いている
- 元気がない、不機嫌
- まっすぐ歩けない、手足に力が入りにくい
○子どもの頭を打った時への詳しい対処法
→「こんなときどうする?子どもの頭を打った時への対処」
インフルエンザ
肺炎やインフルエンザ脳症などの合併症を避けるため、インフルエンザは予防が肝心です。1歳以上であればワクチン接種を推奨します。
- 顔色が悪い<
- 遊ばない
- 反応が鈍い
- 呼吸が速い
○子どものインフルエンザへの詳しい対処法
→「こんなときどうする?子どものインフルエンザへの対処」