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患者さんへのお知らせ

「周術期患者管理チーム」の活動について

 周術期とは手術前後、概ね手術前日から術後2・3日の間の期間のことを言います。手術を受ける患者さんにとっては、最も重要な期間です。手術を安全に行うための術前準備や、術後の疼痛緩和とリハビリの早期開始など、近年、周術期管理の重要性が指摘されています。そこでこの度、飯塚病院では周術期の患者管理を、職種を超えたチーム医療で行う取り組みを開始致しました。

 手術の際、麻酔医は手術患者の麻酔・麻酔維持を担当し、手術室看護師は看護の視点から術中の患者観察を行っておりますが、両者には共通する部分も沢山あります。そこで、麻酔維持期に麻酔医の指示の下、患者管理を行う『麻酔補助看護師』制度を創設致しました。同時に、非看護業務の一部を看護師の指示の下で行う『手術室テクニシャン』、『手術室エイド』という認定制度も設けました。これらは欧米では一般的な制度であり、日本麻酔科学会も周術期患者管理という概念により、制度化を進めています。当院では倫理委員会の承認を受け、制度管理委員会を設置して運営しています。これらの制度に関わる職員は安全の面から所定の教育を受け、委員会で承認を受けたものだけが業務に携わることが出来ます。

 近年、周術期の患者管理の考え方は大きく変わってきています。この制度の導入により、術前経口摂取、炭水化物負荷、術後疼痛管理、悪心嘔吐対策、早期経口摂取、早期リハビリなどが可能になります。また、麻酔医や手術室看護師は手術室業務の他に術前・術後の管理にも力を入れることが出来、これまで以上に医療サービスの質の向上に貢献できると考えております。

 今回の新たな取り組みにつき、皆様のご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
 なお、この件につきましてご質問などがございましたら下記連絡先までご連絡ください。

飯塚病院 麻酔科 部長 松山 博之
TEL:0948-22-3800(代表)

2013年8月12日