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患者さんへのお知らせ

当院産婦人科で平成27年1月1日から平成28年2月29日までに子宮頚部上皮内病変の治療を受けた患者さん方へ

 当研究の対象者として該当される方にお知らせ致します。対象とされることを希望されない場合や疑問点などがありましたら、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。

【研究タイトル】

 子宮頚部上皮内病変しきゅうけいぶじょうひないびょうへん*1における円錐切除法とCO2レーザー蒸散法の比較

*1:子宮頚部上皮内病変とは、ヒトパピローマというウイルスの長く続く感染により段階を踏んで
   子宮頚がんになる前段階の状態のことを言いますいろいろな症状が起こります。

【研究背景・目的】

 子宮頚部上皮内病変の患者さんの手術は、これまで電気メスを用いた円錐切除法えんすいせつじょほう*2という手術が多く行われてきましたが、最近はCO2レーザー治療によるCO2レーザー蒸散法じょうさんほう*3が広く適応されるようになりました。当院でも2015年1月からCO2レーザー装置を導入し、臨床工学技士りんしょうこうがくぎし*4がレーザー装置のセットや操作に携わるようになりました。この研究では、患者さんの過去の診療記録から円錐切除法とCO2レーザー治療の比較検討を行いました。

*2:円錐切除法とは、電気メスを用いて病変領域を円錐状に切り取る方法のことです。
*3:CO2レーザー蒸散法とは、コルポスコープという専用の内視鏡で患部を観察し、レーザーの熱で病変領域を焼灼・蒸散
   する治療法のことです。
*4:臨床工学技士とは、病院内で、医師・看護師や各種の医療技術者とチームを組んで生命維持装置の操作などを担当
   する、医療機器の専門医療職です。

【研究期間】

 平成28年9月27日(倫理委員会終了後)から平成29年3月31日までです。

【研究対象】

  • 対象者数:24例。
  • 対象者:当院産婦人科にてCINに対して、円錐切除法、CO2レーザー治療を受けた患者さん。
  • 対象期間:平成27年1月1日から平成28年2月29日まで。
  • 取得情報:カルテや手術記録から年齢、性別、手術術式、手術時間、出血量。

【研究方法】

 上記取得情報に関して過去に遡り、全ての手術症例24例を、円錐切除法を行った患者さん13例、CO2レーザー蒸散法を行った11例の2つの群に分け比較検討しました。

【研究対象となる患者さんへの利益・不利益】

 利益:本研究により対象となる患者さんが直接受けることができる利益はありません。
     しかし、本研究の目的とするところが明らかになれば、子宮頸がんの手術や治療法について、将来、社会的な利益に
     つながるものと考えられます。
 不利益:本研究は観察研究であり、通常診療により得られた情報のみを用い行われます。
       したがって、対象となる患者さんは当研究により、特別な不利益が生じることはありません。

【利益相反について】

 この臨床研究は飯塚病院臨床工学部の自主研究として実施するものであり、企業やその他、外部からの資金提供はありません。しかしながら、研究に参加する職員のなかには、この研究以外において外部から研究資金、講演会講師料、旅費等を受けている者もいます。この研究は「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」に基づき飯塚病院倫理委員会の承認を受けて適正に行われます。資金の提供があったとしてもそれが研究の結果に影響を及ぼすことはありません。

【個人情報の取扱い】

 研究の際の個人情報の取り扱いは、研究責任者により厳重に管理され、外部への研究発表の際には患者さん個人を特定する情報は含まないようにして行います。
 研究の対象となることを望まない旨の申し出があった場合には、ただちに研究対象から除外します。なお、匿名化(データの識別のために個人を特定できる情報を番号・記号等に置き換えること)を行った後の患者さんの情報については、研究から除外できない場合もありますのでご了承下さい。

【研究組織】

  • 研究責任者:飯塚病院 臨床工学部 臨床工学技士 安田 実里
  • 研究分担者:飯塚病院 臨床工学部 沖永 一樹、小峠 博輝

【問い合わせ先】

〒820-8505
福岡県飯塚市芳雄町3-83
飯塚病院 臨床工学部 安田 実里
電話番号:0948-29-8090 FAX番号: 0948-22-8059