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患者さんへのお知らせ

当院にて平成26年4月~平成28年3月末に、抗生物質「メロペン」などのお薬で治療を受けた患者さん方へ

 当研究の対象者として該当される方にお知らせ致します。対象とされることを希望されない場合や疑問点などがありましたら、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。

【研究タイトル】

 Antimicrobial stewardship team*1立ち上げ後のチーム活動状況とカルバペネム系抗菌薬使用動向調査


  • *1:Antimicrobial stewardship teamとは、抗生物質の適正な使用を推進するチームのことです。

【研究背景・目的】

 近年、当院では感染症かんせんしょうの原因となる細菌*2を治療するための抗生物質こうせいぶっしつ「メロペン」(正式な名前は「注射用ちゅうしゃようカルバペネム系抗菌薬こうきんやく」と言います)というお薬がたくさん使用されるようになりました。このお薬は、当院で使用される抗生物質の中では、いろいろな細菌に対して一番幅広く治療することができるお薬です。いろいろな細菌を治療することができる反面、このお薬をたくさん使用すると耐性菌たいせいきんができて、抗生物質で治療することができるはずだった細菌が治療できなくなる状態となります。
 当院では平成27年4月に、この「メロペン」などのカルバペネム系抗菌薬の量を正しく使用する推進するチームを設立しました。耐性菌を増やさないためには、抗生物質を無駄遣いしないことが大切だと言われています。そのため、使用量を抑えることは、耐性菌ができることを抑えることにも繋がると考えられます。
 本研究では、チーム設立後1年間の活動状況のまとめと、チーム設立後のカルバペネム系抗菌薬の使用量の変化を明らかにすることを目的に、注射で使用するカルバペネム系抗菌薬の使用量を調査しました。


  • *2:細菌さいきんとは、うみがたまったり炎症えんしょうの原因となったりする菌のことです。

【研究期間】

 この研究期間は平成28年6月21日から平成29年3月31日までです。

【研究対象】

  • 対象者数:1672名。
  • 対象期間:平成26年4月1日~平成28年3月31日までの間の患者さん。
  • 対象者:上記期間に飯塚病院へ入院されメロペンなどの注射用カルバペネム系抗菌薬の治療を受けた患者さん。
  • 取得情報:年齢、性別、カルバペネム系抗菌薬の処方理由、使用診療科、培養検体提出の有無、投与期間及び投与量、
           処方診療科。

【研究方法】

 年齢、性別、処方理由、使用診療科、培養検体提出の有無は電子カルテおよび院内システムより抽出します。年齢は平均年齢を計算し、性別は男女比を集計するために利用します。その他に、使用量の指標となる数値を月毎に算出します。その値を、血液内科とその他の診療科に分けて集計し、1日使用量の評価のため抗菌薬使用量と抗菌薬の投与日数の比を検討します。

【研究対象となる患者さんへの利益・不利益】

 過去のデータを利用しますので、直接患者さんの利益・不利益となることはありません。

【利益相反について】

 この臨床研究は飯塚病院 薬剤部の自主研究として実施するものであり、企業やその他、外部からの資金提供はありません。しかしながら、研究に参加する医師のなかには、この研究以外において外部から研究資金、講演会講師料、旅費等を受けている者もいます。この研究は「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」に基づき飯塚病院倫理委員会の承認を受けて適正に行われます。資金の提供があったとしてもそれが研究の結果に影響を及ぼすことはありません。

【個人情報の取扱い】

 研究の際の個人情報の取り扱いは、研究責任者により厳重に管理され、外部への研究発表の際には患者さん個人を特定する情報は含まないようにして行います。
 研究の対象となることを望まない旨の申し出があった場合には、ただちに研究対象から除外します。なお、匿名化(データの識別のために個人を特定できる情報を番号・記号等に置き換えること)を行った後の患者さんの情報については、研究から除外できない場合もありますのでご了承下さい。

【研究組織】

  • 研究責任者:飯塚病院 薬剤部 梅田 勇一
  • 研究分担者:飯塚病院 薬剤部 内田 守次、進 健司、鮫島 絵莉子、牛島 悠一、金澤 康範

【問い合わせ先】

〒820-8505
福岡県飯塚市芳雄町3-83
飯塚病院 薬剤部 梅田 勇一
TEL:0948-22-3800(代表)