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患者さんへのお知らせ

当院にて平成16年12月1日~平成28年3月31日までに、80歳以上で食道胃静脈瘤と
診断された患者さん方へ

 当研究の対象者として該当される方にお知らせ致します。対象とされることを希望されない場合や疑問点などがありましたら、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。

【研究タイトル】

 高齢者食道静脈瘤症例に対する内視鏡治療の現状についての検討

【研究背景・目的】

 肝炎ウイルスや飲酒により肝臓が障害され、肝臓の機能が非常に悪くなるとやがて肝硬変の状態になります。肝硬変になると肝臓に流れこむ門脈という太い血管の圧が高くなり、肝臓に血液が流れ込みにくくなります。肝臓に流れ込みにくくなった血液は、食道や胃などの消化管の静脈にバイパスを形成するようになります。そのようにして食道や胃の静脈に大量の血液が流れ込むことで血管が腫れ上がり、静脈瘤(血管のこぶ)が形成されます。この静脈瘤が破裂した場合は、大量出血を来し、時に致死的な状態となることもあります。このため、破裂のリスクが高いと考えられる静脈瘤は、破裂予防のための治療を行う必要があります。その場合の治療は胃カメラを使った治療で、胃カメラから針を出して、硬化剤という薬を静脈瘤内に直接注入する硬化療法と胃カメラで静脈瘤にゴムバンドを掛ける結紮術という2種類の方法があります。いずれも破裂予防の治療として、一般的に行われています。しかし、ご高齢の方では、治療の危険性やその効果はまだ不明な点も少なくありません。
そこで、当院で破裂の危険性があり、内視鏡治療が必要と判断された食道胃静脈瘤の患者さんについて、年齢や性別、血液検査、胃カメラやCT検査の画像などを調べて、治療方法、合併症、治療後の経過などを把握し、どのような経過をとっていくかを追跡することで、的確な治療方法などを確立するのを目的としています。

【研究期間】

 この研究期間は平成28年5月1日~平成31年3月31日までです。

【研究対象】

  • 対象者数:100名。
  • 対象期間:平成16年12月1日から平成28年3月31日まで。
  • 対象者:飯塚病院で内視鏡治療が必要な食道胃静脈瘤と診断された80歳以上の患者さん。
  • 取得情報:患者さんのカルテにある経過、血液検査の結果、胃カメラ、CTの画像。

【研究方法】

 飯塚病院で内視鏡治療が必要な食道胃静脈瘤と診断された80歳以上の患者さんについて、年齢や性別、血液検査、胃カメラやCT検査の画像を用いて、統計学的手法を用いて分析を行いました。

【研究対象となる患者さんへの利益・不利益】

 過去のデータを利用しますので、直接患者さんの利益・不利益となることはありません。

【利益相反について】

 外部からの資金提供はありませんので、利益相反はありません。研究費用が発生した場合は研究者にて負担します。本研究は飯塚病院 消化器内科の自主研究として実施するものです。内視鏡機器会社やその他、外部からの資金提供はありません。しかし、本研究に参加する医師のなかには、本研究以外において外部から研究資金、講演会講師料、旅費等を受けている者もいます。本研究は「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」に基づき適正に行われていますので、資金の提供があったとしてもそれが研究の結果に影響を及ぼすことはありません。

【個人情報の取扱い】

 研究の際の個人情報の取り扱いは、研究責任者により厳重に管理され、外部への研究発表の際には患者さん個人を特定する情報は含まないようにして行います。
研究の対象となることを望まない旨の申し出があった場合には、ただちに研究対象から除外します。なお、匿名化(データの識別のために個人を特定できる情報を番号・記号等に置き換えること)を行った後の患者さんの情報については、研究から除外できない場合もありますのでご了承下さい。

【研究組織】

  • 研究責任者:飯塚病院 消化器内科 赤星 和也
  • 研究分担者:飯塚病院 消化器内科 久保川 賢、徳丸 佳世、長田 繁樹、佐藤 孝生、木村 勇祐

【問い合わせ先】

〒820-8505
福岡県飯塚市芳雄町3-83
飯塚病院 消化器内科 久保川 賢
TEL:0948-22-3800(代表)