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患者さんへのお知らせ

当院で平成28年4月1日から平成29年3月31日までに、外来で血液透析・腹膜透析を受けた18歳以上の患者さん方へ

 当研究の対象者として該当される方にお知らせ致します。対象とされることを希望されない場合や疑問点などがありましたら、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。

【研究タイトル】

 透析患者におけるカルニチン代謝へ与える因子についての検討

【研究背景・目的】

 慢性腎臓病患者さんは、腎臓でのカルニチン生合成低下せいごうせいていか*1が生じ、また透析患者では透析にて多くのカルニチンが除去されます。そのためカルニチン欠乏は多くの慢性腎臓病患者さんに見受けられる病態の一つです。カルニチンは、赤血球の安定性や心臓の細胞のエネルギー代謝に必要であり、カルニチン投与による赤血球造血刺激因子製剤せっけっきゅうぞうけつしげきいんしせいざい(ESA製剤)*2使用量の軽減や心機能の改善が認められたとの報告があります。また、カルニチン欠乏は低血圧や筋痙攣の原因に関連していると考えられており、それらは患者さんの生活の質の低下にもつながります。この研究は透析患者さんにおける、カルニチンの重要性について検討を行います。

*1:カルニチン生合成低下とは、アミノ酸の一種であるカルニチンが腎臓による再吸収および合成が低下する状態。
*2:赤血球造血刺激因子製剤(ESA製剤)とは、腎性貧血のエリスロポエチンの分泌不足を補うために投与される薬剤のこと
   です。

【研究期間】

 平成28年2月23日から平成30年3月31日までです。

【研究対象】

  • 対象者数:透析歴が1年未満の患者さん、および過去6か月以内に入院歴のある患者さんを除く、
           18歳以上の当院外来透析患者さん100名。
  • 対象期間:平成28年2月23日から平成29年3月31日まで。
  • 取得情報:年齢、性別、透析歴(年)、BMI(body mass index)、既往歴(糖尿病、虚血性心疾患、心不全、脳出血、
           脳梗塞、肝疾患、心房細動、末梢血管疾患、消化管出血)、検査値(総カルニチン濃度、遊離カルニチン濃度、
           アシルカルニチン濃度、Hb、血清アルブミン、血清クレアチニン、血清PTH、CRP、血清鉄、TSAT(鉄飽和率)、
           フェリチン、Kt/V 。

【研究方法】

 当院にて維持透析中の患者さんのカルニチン動態を評価します。また、上記取得項目との関連性を統計学的に分析します。

【研究対象となる患者さんへの利益・不利益】

 この研究では、通常採血よりカルニチン検査のための採血が増えますが、この研究のために直接患者さんが健康上の利益・不利益を得ることはありません。

【利益相反について】

 外部からの資金提供はありません。本研究において費用が必要とされた場合は、飯塚病院臨床研究助成金制度、また飯塚病院の経費及び研究者による研究費で負担します。よって利益相反はありません。

【個人情報の取扱い】

 研究の際の個人情報の取り扱いは、研究責任者により厳重に管理され、外部への研究発表の際には患者さん個人を特定する情報は含まないようにして行います。
 研究の対象となることを望まない旨の申し出があった場合には、ただちに研究対象から除外します。なお、匿名化(データの識別のために個人を特定できる情報を番号・記号等に置き換えること)を行った後の患者さんの情報については、研究から除外できない場合もありますのでご了承下さい。

【研究組織】

  • 研究責任者:飯塚病院 腎臓内科 古庄 正英
  • 研究分担者:飯塚病院 腎臓内科 原 崇史、冨田 圭吾

【問い合わせ先】

〒820-8505
福岡県飯塚市芳雄町3-83
飯塚病院 腎臓内科 古庄 正英
TEL:0948-22-3800(代表)