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患者さんへのお知らせ

平成15年1月から平成27年9月までに、当院小児科を受診した患者さんおよびご家族の方へ

 当研究の対象者として該当される方にお知らせ致します。対象とされることを希望されない場合や疑問点などがありましたら、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。

【研究タイトル】

 小児炎症性腸疾患*1における診断ならびに疾患活動性評価のための臨床検査に関する研究

*1:小児炎症性腸疾患とは、慢性的に長く続く腸炎を起こす難病のことで、潰瘍性大腸炎とクローン病がその代表です。

【研究背景・目的】

 小児の潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患は、大人のそれに比べ一般的に重症度が高い傾向があります。小児における炎症性腸疾患の診断や疾患活動性の評価*2に関する検査は、鎮静が難しい、体格が小さいなどの理由から依然として困難であることが多いのが現状です。そのため、血液、便などの比較的侵襲の少ない検査による診断・重症度評価が求められます。そこで、腹痛、下痢、血便などがある15歳以下のお子さんに、炎症反応マーカー*3である血沈やCRPなどを中心とした臨床検査値と、診断や病状との関係について検討を行います。そうすることで、潰瘍性大腸炎、クローン病、感染性腸炎、過敏性腸症候群などにおける検査値の特徴を理解し、早期の診断や病状の評価が可能となることで、より良い医療を提供していきたいと考えております。
 本研究は久留米大学小児科を主管として、聖マリア病院小児科、飯塚病院小児科の3施設による多施設共同研究で行います。

*2:活動性の評価とは、病気の進行状態や症状の程度、患者さんの障害の程度などを総合して
   病気の状態を判断すること。
*3:炎症反応マーカーとは、体の中で感染や炎症がおこった際の指標となる検査の値。

【研究期間】

 この研究期間は平成28年2月23日から、平成32年9月30日までです。

【研究対象】

  • 対象期間:平成15年1月1日から 平成27年9月30日までの間に当院小児科を受診した下記(a)(b)(c)の患者さん30名。
  • 対象者:(a)炎症性腸疾患と診断された患者さん、(b)腹痛、下痢、血便などを伴い感染性腸炎と診断された患者さん、
         (c)腹痛、下痢などを伴い過敏性腸症候群と診断された患者さん、(a)(b)(c)の診断を受けた初診時年齢が15歳
         以下の患者さん。
  • 取得情報:家族歴、年齢、身長、体重、重症度スコア(PUCAI1)、潰瘍性大腸炎の臨床的重症度による分類、PCDAI、
           IOIBDスコア、血液検査・炎症反応を含む臨床検査値所見、治療開始時期、治療期間、治療内容、入院経過、
           予後。

【研究方法】

 診療録を元に、上記情報について統計学的手法を用いて解析する、後ろ向き観察研究を行います。

【研究対象となる患者さんへの利益・不利益】

 過去のデータを利用しますので、直接患者さんの利益・不利益となることはありません。

【利益相反について】

 外部からの資金提供はありませんので、利益相反はありません。研究費用が発生した場合は研究者にて負担します。

【個人情報の取扱い】

 研究の際の個人情報の取り扱いは、研究責任者により厳重に管理され、外部への研究発表の際には患者さん個人を特定する情報は含まないようにして行います。
 研究の対象となることを望まない旨の申し出があった場合には、ただちに研究対象から除外します。
 なお、匿名化(データの識別のために個人を特定できる情報を番号・記号等に置き換えること)を行った後の患者さんの情報については、研究から除外できない場合もありますのでご了承下さい。

【研究組織】

  • 研究責任者:飯塚病院 小児科 医長 柳 忠宏
  • 久留米大学 久留米大学 医学部 小児科学講座 助教 水落 建輝
  • 住所:〒830-0011 福岡県久留米市旭町67
  • 電話:0942-31-7565 FAX:0942-38-1792
  • 研究分担者:飯塚病院 小児科 部長 岩元 二郎
  • 久留米大学 小児科学講座 髙木 祐吾、松下 優美、関 祥孝、江田 慶輔、竹内 孝仁、白濱 裕子、田中 玄師
  • 聖マリア病院 小児科 副院長 大部 敬三

【問い合わせ先】

〒820-8505
福岡県飯塚市芳雄町3-83
飯塚病院 小児科 氏名 栁 忠宏
TEL:0948-22-3800(代表)