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患者さんへのお知らせ

当院で平成23年7月~平成27年10月までに非代償性肝硬変に対してトルバプタンを投与された患者さん方へ

 当研究の対象者として該当される方にお知らせ致します。対象とされることを希望されない場合や疑問点などがありましたら、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。

【研究タイトル】

 非代償性肝硬変に伴う体液貯留に対するトルバプタンの効果と効果予測因子の検討

【研究背景・目的】

  非代償性肝硬変*1に伴う胸腹水や浮腫等の症状は、利尿薬抵抗性、腎機能障害により治療に難渋することが多く、患者のQOLの低下をもたらします。近年、バゾプレッシンV2受容体拮抗薬であるトルバプタン*2が、肝硬変に対する体液貯留に対し治療可能となり広く使用されるようになりましたが、その治療効果予測因子に対する検討は多くありません。今回、非代償性肝硬変に伴う体液貯留に対するトルバプタンの効果とその治療効果予測因子について検討します。本研究においてトルバプタンの治療効果予測因子が判明すれば、どのような患者に対しトルバプタンを導入するべきかが明確となり、臨床現場において有用であると考えられます。

  • *1:非代償性肝硬変とは、肝硬変になった場合まだ働きができる細胞で肝臓の機能を肩代わり(代償)できるものを代償
       性肝硬変といいますが、非代償性肝硬変は肝臓の機能を肩代わり(代償)できなくなった肝硬変の状態をいいます。
  • *2:トルバプタンとは、一般的に使用される利尿剤と違って、血液の中の電解質とよばれるナトリウムな どを体内から
       排泄せず水分だけを排出させるのが特徴です。

【研究期間】

 平成27年12月1日から平成28年3月31日までです。

【研究対象】

  • 対象者数:当院で非代償性肝硬変に対する体液貯留を伴う症例に対しトルバプタンを使用した症例50名。
  • 対象期間:平成23年7月1日~平成27年10月31日までの上記患者さん。
  • 取得情報:体重、血清Na値、BUN値、Cr値、推算糸球体濾過量 (eGFR)値。

【研究方法】

 トルバプタン投与前と投与7日後の比較検討をおこなう。

【研究対象となる患者さんへの利益・不利益】

 過去のデータを利用しますので、直接患者さんの利益・不利益となることはありません。

【利益相反について】

 外部からの資金提供はありません。研究費用が発生した場合は研究者にて負担します。また、研究者と外部企業、団体との利益相反はありません。

【個人情報の取扱い】

 研究の際の個人情報の取り扱いは、研究責任者により厳重に管理され、外部への研究発表の際には、患者さん個人を特定する情報は含まないようにして行います。
 研究の対象となることを望まない旨の申し出があった場合には、ただちに研究対象から除外します。なお、研究発表後は対象者から除外できない場合もありますのでご了承下さい。

【研究組織】

  • 研究責任者:飯塚病院 肝臓内科 部長 本村 健太
  • 研究分担者:飯塚病院 肝臓内科 宮﨑 将之、矢田 雅佳、正月 泰士、千住 猛士、増本 陽秀

【問い合わせ先】

〒820-8505
福岡県飯塚市芳雄町3-83
飯塚病院 肝臓内科 部長 本村 健太
TEL:0948-22-3800(代表)