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患者さんへのお知らせ

当院にて平成12年1月1日~平成25年12月31日までに、
術前治療(化学放射線療法、もしくは化学療法)後に食道切除術を施行した食道扁平上皮癌症例の方へ

 当研究に該当する方で、参加することを希望されない場合や疑問点などがありましたら、お手数ですが下記連絡先までご連絡ください。

【研究タイトル】

 食道癌に対する術前治療効果予測バイオマーカーに関する多施設共同観察研究(KSCC1307)

【研究背景・目的】

臨床研究の背景
 進行食道癌に対してサイズを小さくすることを目的として、術前化学療法、あるいは術前化学放射線療法が施行されることが多いです。術前化学放射線療法後に手術を施行した進行食道癌症例のうち、組織学的治療効果が著効であった症例では、予後が極めて良好です。一方、術前化学放射線療法は術後合併症発生のリスク因子となり、また、さまざまな免疫パラメーターが低下します。このため、治療前の治療効果予測に基づく治療対象患者の選別が極めて重要です。

臨床研究の目的
 食道癌切除症例は他の消化器癌より症例が少なく、多施設での症例の集積を要します。術前治療前のRad51、p53、p21の発現と、組織学的治療効果、臨床病理学的因子との関連を解析し、治療効果予測バイオマーカーとしての意義について検討します。

【研究期間】

 この研究期間は平成26年7月15日~平成27年3月31日までです。

【研究対象】

  • 対象者数:30人
  • 対象期間:2000年1月1日から2013年12月31日
  • 対象者:
  • 術前治療(化学放射線療法、もしくは化学療法)後に食道切除術を施行した食道扁平上皮癌症例。
  • 取得情報:
  • 症例基本情報として、手術時年齢、性別、生年月。疾患情報として、治療前臨床病期、病巣部位、手術日、病理学的診断結果。治療経過として、術前治療の内容・期間、術後補助化学療法の有無・内容、無再発生存期間、全生存期間。

【研究方法】

  • 1.該当する症例を登録し、症例基本情報、疾患情報、治療経過の調査を行います。
  • 2.各症例の術前治療前生検組織を用いて、抗Rad51抗体、抗p53抗体、抗p21抗体による免疫組織化学染色を行い、発現
     を評価します。
  • 3.術前治療前のRad51、p53、p21の発現と、組織学的治療効果、臨床病理学的因子との関連を解析します。

【研究対象となる患者さんへの利益・不利益】

 利益 : 本研究により被験者が直接受けることができる個別的な利益はありません。
 不利益 : 診療情報/既存の病理組織を用いる研究であり、新たに試料採取を行わないため不利益はありません。 データ
       も連結可能匿名化されており、個人情報に関する不利益は生じません。

【利益相反について】

 本研究の実施に際し、特に問題となる利益相反関係はありません。

【個人情報の取扱い】

 既存試料のみを扱い、すべて連結可能匿名化した試料として扱います。研究機関での研究中は登録番号のみで扱い、その匿名化に十分注意します。個人情報を病院外に持ち出すことはありません。個人情報管理責任者は、外科 吉田 倫太郎です。

【研究組織】

 飯塚病院も参加している、九州がん臨床研究共同機構(ACCT-K)に属する九州消化器癌化学療法研究会(KSCC)

【問い合わせ先】

〒820-8505 福岡県飯塚市芳雄町3-83
飯塚病院 外科 氏名 吉田 倫太郎
TEL:0948-22-3800(代表)