歯科口腔外科 > ご利用の皆様へ > トピックス > 【歯科衛生室】認定歯科衛生士を取得しました
当科歯科衛生士吉田が、日本歯科衛生士会が認定する【認定歯科衛生士:糖尿病予防指導】を取得しました。
歯周病は糖尿病の6番目の合併症といわれており、歯周病をコントロールすることで糖尿病の症状が改善する様々な報告がされています。
歯周病になると細菌に対する抵抗力や治癒力が低下し、糖尿病が起きやすい環境になってしまいます。歯周病が悪化すると「インスリンの効きが悪くなって糖尿病が悪化する」という負のサイクルが生まれます。そこで、歯周病を治癒することでこの悪循環を断ち切り、糖尿病の改善に繋がるケースがあることが、近年明らかになっています。
歯周病は他の合併症とは違い、お互いが影響し合っています。糖尿病のコントロールは総合的なアプローチによる健康管理が重要であり、歯科衛生士の存在はその一環として欠かせないと言っても過言ではありません。糖尿病についてさらに知識を深め、専門性をもって業務に取り組んで参りたいと思います。