トピックス｜整形外科

学会認定研修施設

2014年9月5日

　今回は学会認定研修施設について述べさせていただきます。
　医療の代表的な各学会では、社会の人々がより高い水準の医学・医療の恩恵が受けられるように専門医制度を発足させております。その専門医の養成、教育を行うために研修施設を認定しています。その認定を受けるためには通常いくつかの基準をクリアせねばなりません。簡単に言うと、水準以上の医療が行われ、数多くの症例を対象とし、学会活動などを行うなど、若手医師の教育研修が可能な施設のみが研修施設認定を受けることができます。
　飯塚病院整形外科は、これまでの実績から以下の教育研修施設に認定されております。

日本整形外科学会整形外科専門医研修施設
日本手外科学会基幹研修施設
日本リウマチ学会認定教育施設

　そのため当院整形外科スタッフには若手医師の育成、今後の医療の発展に対する貢献などの責務がありますので、各々が高い意識を持ち日ごろの診療にあたり研修も行っています。また認定施設の資格は2年に1回の審査を受けなければ更新できませんので、常に医療レベルの向上を心がけています。
　医療を受ける施設が学会の教育認定施設であることを、患者さんが意識されることは少ないと思いますが、ある水準以上の診療の教育が行われていることの証明とも言えますので、医療機関を選択される際の1つの目安とされてはいかがでしょうか。