整形外科 > 当科について > 外来・病棟の紹介
整形外科外来は内科(膠原病・リウマチ内科、血液内科、肝臓内科、内分泌・糖尿病内科)と同じフロアで診療を行っています。
初めての方の診療手順といたしましては、まず予診の医師の診察を受けていただき、レントゲンや採血などの検査を行っていただいた後、初診担当の医師の診察へと案内させていただいています。これにより患者さんの待ち時間の軽減など円滑な診療に繋がっています。(初診担当医によっては予診のない場合もあります。)整形外科は特に痛みを伴う病気やケガの患者さんが受診される診療科なので、できるだけ待ち時間が少なく、安心して受診していただけるよう心がけています。
整形外科外来のみなさん
中央3階病棟は52床の病棟で、整形外科の患者さんを受け入れています。
事故や転倒での骨折、変形性膝関節症や変形性股関節症の患者さんの看護を行っています。平均在院日数18日で推移し、手術件数2~3件/日の急性期の病棟です。スタッフは毎日忙しく走り回っています。しかし、ベッドサイドでのご説明や観察をすることで、急な入院や手術に対する不安軽減と、術後の状態変化へ迅速な対応ができるよう、日々業務の見直しや、スタッフ間の協力がとれるようにしています。また少しでも早く元の生活に戻れるよう、リハビリや介護福祉士、ソーシャルワーカーなど多職種と連携し、患者さんの日常生活を支えています。フロア内のリハビリ室で患者さんのリハビリの様子を見たり、廊下の歩行状態を観察することで患者さんの回復を共有でき、笑顔が多く活気に満ちた病棟です。
中央3階病棟のみなさん
これまで主として、局所麻酔下で行われる手指ばね指に対する腱鞘切開、手根管開放術、手指のピンニング手術、骨内異物除去(抜釘)手術などは、入院をせず外来手術として手術終了後に外来でしばらく経過観察して帰宅して頂いておりました。このたび、外来手術センターが新たに設立され、産婦人科、眼科手術などと同様に整形外科手術も術後管理を行うことが可能になりました。
この結果、神経ブロック、伝達麻酔下で行われる上肢の骨接合手術、腱滑膜切除手術、成人、小児の全身麻酔下の抜釘手術などの、術後に血圧、呼吸状態の観察を要する術後管理も外来手術センターを利用することで専属の看護師の管理のもと安全に行うことが可能になりました。外来手術センターでは専用のお部屋のベッドサイドでご家族の方も待ち時間の間、椅子に座られTVなど見られて談笑されながらお待ち頂けます。
手術が必要だが、多忙で入院ができない方、なるべくご自宅で過ごされたい方、治療費をなるべく抑えたい方など、さまざまな理由で外来手術を希望される方がおられます。外来手術センターを活用することで、今まで以上に安全に外来手術を受けることが可能となりました。ご希望の方は是非ご相談ください。