小児外科のご案内

 飯塚病院小児外科は、筑豊地区で唯一の小児外科専門施設として、30年を越える歴史をもっています。
 現在スタッフは2名体制で、新生児外科手術、最新の小児内視鏡外科手術※、小児栄養治療を初めとする、全国レベルの小児外科医療を提供しています。
 また一般的な外科疾患(脱腸や出べそ、停留・遊走精巣〔睾丸が陰嚢にない病気〕など)に対しては、日帰りや一泊二日での手術を行っており、ご家族にもご好評いただいています。
 また、内視鏡手術以外にも、手術創がほとんど目立たなくなる臍部切開法などを取り入れ、小児全般の外科疾患に対して、子どもの成長に合わせたきめ細かい診療を行っています。手術に関する詳しい情報は、「飯塚病院だより2015年6月号」で掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
 2013年12月には『福岡県総合周産期母子医療センター』に指定され、出生前診断を含む様々な新生児外科疾患の受け入れ体制も充実しています。

※腹部に小さい穴を開け、そこから内視鏡(先端に小型カメラを内臓した医療器具)や、細い手術器具などを入れて行う手術です。通常の切開による手術に比べて体の負担は少なくなりますが、高度な技術が必要です。