診療内容
主にネフローゼ症候群や腎不全の慢性期治療などといった診療を行っています。また、学校検尿や健診で異常のあったお子さんのための診療も行っています。
対象疾患
- ネフローゼ症候群※
- 保存期腎不全
- 学校検尿や健診での異常
などを対象としています。そのほかの急性期疾患については、他院と連携して診察を行っており、そちらをご案内させていただく場合がございます。
※「ネフローゼ症候群」とは
ネフローゼ症候群は、血液中の蛋白が尿中に大量に漏れ、血液中の蛋白が低下する病気です。その結果、顔や全身にむくみが生じます。
ステロイド治療により尿蛋白が消失する頻度が高い、「特発性ネフローゼ症候群」が多いことが特徴ですが、ステロイドで症状が落ち着いて安定したにもかかわらず、再発を繰り返す「頻回再発型ネフローゼ症候群」や、ステロイド治療中や終了から2週間以内に再発を繰り返す「ステロイド依存性ネフローゼ症候群」、ステロイド治療にもかかわらず尿蛋白が消失しないタイプの「ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群」などがあります。