こんなときどうする?

こどものケガへの対処

休みに入って外で遊ぶ機会が増えると、帰ってきて気づいたらケガしていたり・・・って事ありますよね。ケガといっても色々ありますが、必ず救急処置をしてから病院に相談しましょう。出血している場合には、手袋もしくはビニール袋で自分の手が相手の血液に触れないように保護し、清潔なガーゼやハンカチで圧迫止血しましょう。また、傷口が汚い場合には、止血した後に大量の水道水で洗い流しましょう(この時も手袋をつけましょう)。

では、どのような時に時間外でも病院に行く必要があるかについて話をします。病院に行く必要があるケガは、
[1]しっかりと10分間圧迫しても出血が止まらない場合
[2]傷口を水道水で洗っても細かなゴミが残る場合
 (砂利が傷口の奥深くに入り込み、将来的に痕が残る事があります)
[3]傷口の周囲が赤く、腫れており、熱を帯びている場合(感染のサイン)
の3つです。[1]~[3]を認める場合には、医師に相談して下さい。

最後に、最近では消毒薬を傷口に塗ると傷の治りが遅くなる事があるため、ほとんど勧めていません。止血ができて、傷口をきれいにしたらキズパワーパッド®(Johnson&Johnson)のような新しい絆創膏を使用することで、傷が早く・きれいに治るようになってきました!