福岡県病院救急救命士連絡協議会 第六回集合研修プログラムに参加して
【研修内容】病院救急車を用いた患者搬送に関わる研修
緊急自動車に関する交通法規とリスクマネジメントについて福岡県警自動車警ら隊の方々に緊急自動車の法律に関するお話を伺いました。
緊急自動車の基本的な要件から、事故時の対応を学び、今後もしっかりと法律に基づいた緊急自動車の運転ができるように細かい知識をつけることが大事だと思いました。
今後は学んだ事を後輩に継承していこうと思いました。
野外での実技では二つのことを体験しました。
一つ目はパトカーの周囲に高さ30㎝程のコーンを並べ、実際にパトカーに乗車して車内からコーンをのぞき、実際の死角の見え方を体験しました。
私は赤のコーンを置いたのですが、実際には黄色のコーンまでが死角となっており、予想よりも遙かに死角の範囲が広いことを身をもって再認識できました。

※黄色コーン:車内からギリギリみえる位置(正解)
二つ目はパトカーのサイレンの聞こえ方についてでした。
マイクロバスに乗車し、①窓を開けている場合 ②窓を閉めた場合 ③窓を閉めラジオを流した場合の3パターンの聞き比べを行いました。
状況によってサイレンやアナウンスが聞こえるまでの距離や時間に大幅な差が生まれることを再認識できました。サイレンが聞こえているだろう、止まってくれるだろうなどの思い込みをせず、安全確認を行うようにしていこうと思いました。