救急救命室の紹介
飯塚病院救命救急センターは筑豊地域唯一の3次救命救急施設として年間7,000件以上の救急搬送を受け入れています。
当センターでコメディカルスタッフとして配属されていた救急救命士の活躍の場を広げるため2023年4月に医療技術部門に所属する専門部署として救急救命室が発足しました。
救急救命士(厚生労働大臣の免許を受け救命処置を行うことを業とする者)19名と事務管理スタッフ数名で構成され、主に救命救急センターで医師や看護師らとチーム医療の一員として24時間体制で業務に当たっています。
救急救命士は1991年に誕生し、他の医療資格とは少し違った歴史を辿っています。
海外ではParamedicパラメディックと呼ばれ、人命救助のために医師に次ぐ医療行為が認められており、近年日本でも法制化や育成が進み現在に至っています。
近年は国内の医療機関でも救急救命士の需要が急増している中、飯塚病院では院内救急救命士の草分け的存在として、今後も救急チーム医療の一員として業務の質の向上、やりがいのある職場作りに努めていきたいと考えています。