救急救命室について

業務紹介

救急救命室の各種業務を紹介します。

救急救命処置

救急搬送患者に対して医師の指示の元、心臓マッサージや静脈路確保などの救急救命処置を行います。 生体情報機器などの医療機器のセッティングや操作、システムへの取込みなど迅速な初療の為のサポートを行っています。

ドクターカー運用業務

ドクターカーの運用全般に関する業務を行っています。出動要請があれば2名の救急救命士で対応し、運転とナビゲーターとして医師や看護師と共に現場に急行し、救命処置や関係機関との連絡等を行います。
2023年出動件数:207件

患者搬送業務

当院から他院への重症患者の転院搬送などを担当しています。人工呼吸器などの生命維持装置などを装着した重症患者の搬送など、急変に対応可能な装備とスタッフで運用に当たっています。

DrHurry対応

「ドクターハリーコール」に対応する医師のサポートを行っています。AEDや心肺蘇生装置など救急蘇生に必要なデバイスをいち早く医師と共に現場に提供します。

情報収集・受付業務

救急搬送された患者の属性確認や診療情報の取込みなどERにおける初療を迅速に行うため、患者家族や付添者からの情報収集を救急救命士が担当しています。

ホールディングルームにおける患者観察業務

1人でも多くの救急搬送受入れを可能にするために、処置室を早期に空け、ホールディングゾーンでの入院前患者観察を行います。医師や看護師と協力し、日々の研鑽に励んでいます。

BLS講習

院内、院外におけるBLS(1次救命処置)講習を開催しています。地域におけるBLSの普及を促進し、1人でも多くの命が救われることを願っています。

医療資材の管理業務

医療資材の管理を行っています。物品の発注や補充、選定、検証など膨大な種類と量の管理が求められています。

医療機器管理、操作に関する業務

救命センターにおける医療機器の操作やセッティング等を熟練した救命士が行います。また全ての医療機器の日常管理を臨床工学技士と協力しながら行っています

その他

  • ・筑豊病院救急救命士連絡協議会(2024年度集合研修担当)
  • ・消防救命士病院研修受け入れ等
  • ・地域消防大規模災害訓練等の協力
  • ・病院災害訓練の運営等
  • ・福岡県D-MAT、日本D-MATへの参加
  • ・大学、専門学校実習生受入れ