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今年も本格的な暑さがやってきました。
「なんだか疲れやすい」「あまり食欲がわかない」そのような症状はありませんか?
夏の野菜たちは強い日差しを受け、水分をたっぷり含んでいます。
その実の中に、次の世代のタネを大事にしまっているのです。
今回はそんな夏野菜から美味しく栄養がとれるコツをご紹介します。
納豆、なめこなどネバネバ食材と組み合わせると胃の粘膜を保護する働きがアップし、胃炎や胃潰瘍の予防に効果的です。また豚肉や厚揚げなど高タンパク食品と食べると、タンパク質の消化を助ける分解酵素が活発になります。
なすは皮ごと食べるのがおすすめです。油と相性が良いため、「揚げ」「炒め」でスタミナ料理にぴったりです。ただし、給油率が高いため注意が必要です。揚げた後に熱湯をかけて油切りするなど工夫してみましょう。
独特の強い苦味が特徴で苦手な方も多い野菜の1つです。ですが、この苦味成分に食欲を高め、夏バテを防ぐ効果があるのです。塩もみして熱湯に通したり、直火で炙ったりすると食べやすくなります。
まだまだ夏はこれからです!
夏の旬の野菜から水分をいただいて、暑い夏を乗り切りましょう!
参考:旬の野菜の栄養辞典
文責:有久 夢乃